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#3 ページ5

赤「この辺は人気(ひとけ)がなくて静かやなぁ」


しばらく街を散策していると人気の全くない通りに出た。


桃「あそこにいらっしゃるのはリュウセイ様ではないですか？｣


ノゾムが言う方向を見た俺は、その光景に目を疑った。


赤「リュウセイと…トモヒロ…？｣


ち、違う…あれは人違い、見間違い…

そう思い目を凝らしてもう1度よく見る。

…人違いでも見間違いでもない、リュウセイとトモヒロが接吻を…


赤「ノゾム帰ろ…｣

桃「ちょ、ダイキ様！｣


俺はノゾムの返事を聞く間もなく早足で港へと戻った。

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作者名：イロ | 作成日時：2020年10月27日 22時

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