9秒 ページ9
Aside
イヤホンで音楽を聴きながらコンビニに行く。
｢いつもより遠回りしてから行こ｣
これがいけなかったのかもしれない。
いつもと同じ道だったら。
イヤホンを外して車の音を聞いていれば。
喧嘩をしなければ。
横断歩道を渡っていたら右からクラクションとブレーキの音が響いた。
ｷｷｰｰｰ!!
その瞬間目の前が真っ暗になって体が宙に浮いた。
トラックの飲酒運転だという。
その後は、はっきりとは覚えていなく頭がじんわり温かくなって地面が真っ赤になっていたのと救急車の音が遠くから聞こえただけだった。
それから長い夢を見ていた。明るくて温かくて。ずっとそこにいたくなる場所だった。
家族、友達、たくさんの人が話している声が聞こえて不思議な感覚だった。
目が覚める直前。優吾くんが私の名前をずっと呼んでいるのが聞こえた。
｢ん、んん..｣
｢三橋さん！？｣
丁度、看護師さんが病室にいため、事の流れがスムーズだった。
｢こんにちは。お名前言えますかー？｣
名前？名前、なんだっけ。思い出せない。
｢えっと...わからないです。｣
｢うん。そうだよねまだ起きたばっかりだからね。お名前は みつはし、A さんね。｣
｢お父さん、お母さんは今どこにいるかわかりますか？｣
｢わかりません。｣
｢そうですか...じゃあ高地さんに電話かけますね｣
※お星様が黄色になりました！ありがとうございます🥲🥲
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らこ(プロフ) - yit高梨アヤメさん、初めてで分からなかったです💦教えて頂きありがとうございます🙇♀️🙇♀️ (10月31日 23時) (
レス) id: e2d1932238 (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ(プロフ) - 失礼します、こちらは二次創作にあたるのでオリ.ジナル.フラ.グは外した方が良いかと…💦 (10月20日 16時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らこ | 作成日時：2023年10月12日 23時
