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episode6 ページ7

女子「こ、これ…クッキーなんですけど…頑張って作ってきたんです!よかったら…受け取ってもらえませんか…?」



すると彼はふわっと微笑み、可愛らしい袋に入ったそのクッキーをゆっくり受け取った。



?「ああ、ありがたく貰うよ。ありがとう。」



周りの女子が声にならない声を上げた。



女子「受け取ってもらえてよかったです!そ、それでは、失礼します…!!」



そう言って、その女子生徒は自分の席に戻って行った。



女子「かっこよ過ぎて…私もうダメですわ。」



女子「私も〜…」



女子「さすが、グレイスのリーダー、髭切様ですわ!!」



―Aside―



ふぅ、落ち着いた。そろそろ教室に戻らないと。



水を飲み終え、教室に戻ろうと振り返って歩き出した瞬間。



「うっ」



?「っ……」



不注意だ。



誰かにぶつかってしまった。



「っ…」



ぶつかった相手を見てみると…白い制服を着た人だった。



「あ…ごめんなさい。」



?「いや、こちらも悪かったな。」



「じゃあ…失礼します。」



私はまた早足で教室に戻った。



?「ん?…あんな女子生徒、この学園にいたか?」



教室に入り席に着くと、ちょうどチャイムが鳴り授業が始まった。









とりあえず普通に過ごして、今日の授業は全て終わった。



まあ、何もなかっただけいいだろう。



でも、今日の時点で私と気が合うというか…



信頼できそうな人は一人もいなかった。



信頼とまでは行かなくても、いい印象を持てる様な人もいなかった。



一人でも別に構わないけどね。



一人なら一人で楽だし。



面倒な事に巻き込まれなければそれでいい。



―髭切side―



女子「髭切様、ま、また明日!」



女子「さようなら…!」



髭切「ふふっ、じゃあね。」



僕が手を軽く振ると…



女子「キャー!!」



女子「髭切様が手を振ってくださりましたわ!」



教室に残っていた女子生徒達は皆帰って行った。



髭切「………ふぅ。」



一息ついて、僕はいつもの場所に向かう。



しばらく歩いて、階段を下りて…



ある部屋の前で立ち止まる。



そして普通の教室のとはかなりちがう豪華なドアを開ける。



?「あ。やっと来た!」



?「今日は遅かったな、兄者。」



髭切「やぁ、待たせたね。いやー、うちのクラスの女子生徒がずっと残っていてね。」



そう言って、全体的に白く広い部屋のソファに腰掛ける。

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shuna(プロフ) - きよひーさん» ありがとうございます!楽しんでいただけてとても嬉しいです!頑張ります! (2019年9月1日 14時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
きよひー(プロフ) - 面白いですね!更新待ってます、頑張ってくださいo(・ω・´o)(o`・ω・)o (2019年9月1日 11時) (レス) id: 276c9143cf (このIDを非表示/違反報告)
shuna(プロフ) - 幸別愛友さん» 見てくださりとても嬉しいです!ありがとうございます! (2019年8月12日 11時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
幸別愛友 - 更新が凄く楽しみですね!頑張って下さいp(^∀^)q (2019年8月12日 11時) (レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
shuna(プロフ) - 礪さん» 読んでくださりありがとうございます!時間があれば頑張って更新しますね! (2019年8月11日 22時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shuna | 作成日時:2019年8月11日 18時

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