episode14 ページ16
次の日。
また実峨峰学園へと登校する。
学園への道はそんなに複雑ではないため、道には慣れてきた。
あの学園に通っている人はほとんど車で送り迎えしてもらっているみたいだけど、
私は歩くのが嫌って訳ではないから、朝早く出て徒歩で通っている。
まあ、あの黒い軍団と鉢合わせたくないから、少しゆっくり目になったんだけど。
学園の門に着くと。
女子「あら、波河さん。おはよう。」
女子「おはよう。」
通りかかった女子生徒が挨拶してきた。
この学園の生徒は、挨拶はしっかりする様だ。
「おはよう。」
私も挨拶を返して、校舎の中に入った。
2階に上がって教室に入る。
男子「あ、波河さんおはよう。」
女子「おはようございます、波河さん。」
「おはよう。」
また同じ様に挨拶する。
そしてすぐ自分の席に座った。
女子「あ、あの……」
すると、前の席の子が話かけてきた。
「何？」
女子「違ったらごめんなさい！！…これ、波河さんの…ですか？」
そう言って見せてきたのは、透明な白鳥のストラップ。
「！…嘘…」
急いで鞄を確認する。
いつも鞄につけていたストラップだ。
…ついてない。
「ふぅ…ありがとう…！おかげで助かった。」
その子からストラップを受け取る。
これただのストラップじゃないから…
「よかった…」
安心して、また前の女の子を見ると…
女子「……」
キョトンとしていた。
「…どうしたの？」
女子「あ！ごめんなさい…よ、よかったです！持ち主が、見つかって…」
「本当にありがとう。…貴方、名前は？」
女子「え、えっと…神坂実結(かみさかみゆ)です。」
へぇ…実結ちゃんか。
この子、他の子と違って自分を着飾ったりとか…してないな。
多分。
「私は…さっき私の苗字言ってたから知ってると思うけど、波河A。よろしく。」
実結「っよろしくお願いします…」
「…私、あんまり気にしないから敬語なくてもいいよ。」
実結「で、でも…」
「いいってば。」
実結「あ、分かった…」
「実結ちゃんって呼んでもいい？」
実結「あ、ああ！もう、全然！なんでも！………波河さんの事は…」
「好きに呼んでいいよ。」
実結「じゃあ…Aちゃん…でもいい…？かな…？」
「うん。」
この子とは、仲良くできそう。
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shuna(プロフ) - きよひーさん» ありがとうございます！楽しんでいただけてとても嬉しいです！頑張ります！ (2019年9月1日 14時) (
レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
きよひー(プロフ) - 面白いですね！更新待ってます、頑張ってくださいo(･ω･´o)(o｀･ω･)o (2019年9月1日 11時) (レス) id: 276c9143cf (このIDを非表示/違反報告)
shuna(プロフ) - 幸別愛友さん» 見てくださりとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年8月12日 11時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
幸別愛友 - 更新が凄く楽しみですね！頑張って下さいp(^∀^)q (2019年8月12日 11時) (レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
shuna(プロフ) - 礪さん» 読んでくださりありがとうございます！時間があれば頑張って更新しますね！ (2019年8月11日 22時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shuna | 作成日時：2019年8月11日 18時
