episode4 ページ5
この学園には、有力な権利を持った生徒達がいる。
その生徒達は、自分の好きな様にこの学園を動かしている。
教師は、身分がその生徒達より下、という考えで成り立っている。
訴えようにも、学園長はその生徒達から多額の寄付金を受け取っていて、口出しができないのだ。
その生徒達は全員第2学年。
有力な権利を持った生徒の一人が、このクラスにもいる。
正直に言うと、私は毎日が憂鬱。
憧れてた学園の教師のお仕事なのに、その夢はもうほとんど崩壊しつつある。
しかもこのクラスにいるその生徒は…
権利を持った生徒達の集団の、リーダーだ。
波河さんが…心配。
教師「今日は、転校生が来ています。」
女子「転校生…？」
男子「この学園に途中から転校なんて…初めてじゃないか？」
ザワザワと教室がざわめく。
教師「それでは、どうぞ入ってきてください。」
―Aside―
中庭を見つめる。
きれいに整った庭。
手入れされてるんだなー。
ちょっとしたガーデンって感じがする。
すると視界に、黒い制服を着た人が入ってきた。
今ホームルーム中なのに、何で中庭にいるんだろう。
さっきの…鶴丸って人の仲間か。
そう思いながらその人を見ていると、急にその人は上を向いて…目が合った。
？「……」
「………。」
教師「それでは、どうぞ入ってきてください。」
「あ…」
先生に呼ばれる声が聞こえたので、私はそのまま振り返らずに教室に入った。
？「………」
教師「それじゃあ、自己紹介を。」
「はい。」
女子「わぁ…お美しい方ね…」
男子「結構可愛くね…？」
…何か言ってるけど、とりあえず自己紹介する。
「波河Aです。今日この学園に転校してきました。よろしくお願いします。」
そう言って、お辞儀する。
教師「皆さん、仲良くして下さいね。席は…あそこの窓際ね。」
端っこの端っこ？
なかなかいい席。ラッキーだった。
それはそうと、教室の真ん中の席に…あの黒い制服の人達と同じ様に、白い制服を着た人がいるんだけど…
何なんだろうあの人。
でもあの人はまた、何か雰囲気違うな。
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shuna(プロフ) - きよひーさん» ありがとうございます！楽しんでいただけてとても嬉しいです！頑張ります！ (2019年9月1日 14時) (
レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
きよひー(プロフ) - 面白いですね！更新待ってます、頑張ってくださいo(･ω･´o)(o｀･ω･)o (2019年9月1日 11時) (レス) id: 276c9143cf (このIDを非表示/違反報告)
shuna(プロフ) - 幸別愛友さん» 見てくださりとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年8月12日 11時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
幸別愛友 - 更新が凄く楽しみですね！頑張って下さいp(^∀^)q (2019年8月12日 11時) (レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
shuna(プロフ) - 礪さん» 読んでくださりありがとうございます！時間があれば頑張って更新しますね！ (2019年8月11日 22時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shuna | 作成日時：2019年8月11日 18時
