君の幸せを、ずっと【学園アリス】Part2

プレゼント合戦　閉幕 ページ48

鳴海「じゃあ！撮りますよー！！5・4・3・2ーーー」






「棗くんっお誕生日おめでとう!!」




鳴海「これいつまで撮れてるんだろ」
蜜柑「あれまだ撮れてへんかな」

翼「説明書読んでないんかーい！」
心「だって読んでもわからなかったから、ってさ」
蛍「アホね」
スミレ「ドジね」
蜜柑「う゛っ」

『あははは蜜柑ちゃんらしいね』
流架「そうだね佐倉らしいや」


棗「・・・まだ撮れてるっぽいぞ」



「「「 え 」」」


スミレ「ちょ棗くん！お誕生日おめでとう！あの私！」
心「わあ僕らも喋る〜！」
鳴海「棗くんさっきのコスメセット」
岬「ここで説明せんでいい」

『はい陽一くんもどーぞ』
陽一「にーちゃ、おめてと、いちゅもありあと」
蜜柑「ウチも！えと、えと」


棗「今終わったわ」


蜜柑「なーーーーー！」


「「「あはははははははは」」」





翼「もう最下位とかいっかー」
岬「そうだな、折角綺麗なオチもついたし」
心「僕も寄せ書きするー！」


棗「決めたぞ最下位」


「「「 え 」」」


蜜柑「えっウチーーー！？なんでやっ」


鳴海「じゃあ流架くんとよーちゃんが蜜柑ちゃんに何でも命令できるってことで」

流架「あ、ちょっとまっ」

翼「よかったな流架ぴょん！」
心「よかったね⭐︎」

流架「え」

蜜柑「蛍〜〜なんでやーっ泣」





鳴海「さてさて、お開きにしましょ〜♡」

蜜柑「お邪魔しましたー！」
委員長「棗くんお誕生日おめでとうね」
蛍「夕食まだかしら」








翼「なあ、和奏。お前棗のプレゼント渡してなくね？」

『私の話はいいんですよ、いい感じに終わったんですし』

流架「でもそれじゃ春井」
翼「いいのか？お前棗のこと」

『え？』

翼「いや、これはお前も分かってないみたいだしいいや。
でもさ、いつも自分後回しにするの癖だろ。
ちゃんと自分のことも大事にしてやれよ」

『ど、どうしたんですか翼先輩』

流架「・・・俺もそう思う」

『乃木くん？』

流架「これ、春井のだよね？」

『これ・・私のアリス石』

翼「やっぱりな。"Z"追っかけてる時にそれ役立ったよ」

『ほんとですか！よかった・・・』

流架「ごめん俺、春井のだって知らなくて、棗に渡さずに持ってて」

『ううん。結果的に使えたならそれでいいよ』

翼「お前が持ってた方がいい。
初校長の時の怪我まだ治ってないんだろ？」

『なんでそのこと』

流架「棗からさっき借りてきたから。ちゃんと治して」

『わ、わかった・・・』

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