アリス祭 特力系 ページ3
〜その頃の特力系〜
蜜柑「な・・なんでや・・・」
お客が1人も入らず、、撃沈中。
翼「まあ、同じ高等部でやってる体質系は
模擬店祭あんま力いれてねーし。
ほとんどの客が潜在系・技術系に流れてるなー。
人っこ1人歩いてねえ。」
美咲「ここ立地が不利なのもあるよねえ。なにせ山奥。」
蜜柑「・・・そ、そんなぁ。せっかく皆で頑張ったのに誰にも見てもらえへん・・・」
翼「なーにへこたれてんだよ蜜柑！
俺らにはこれくらいハンデあった方が逆に有利なんだよ。
客がこっちに期待してない分、その期待を上回ってすんげえ客をびっくり楽しませることができるってことだろ？
いいスタートラインに立ったよな、俺ら！」
蜜柑「・・・はい！！！」
一同「「「ビバ！雑草魂ーーー！！！！ｵｫーー！！」」」
鳴海「おっお客さん来てないのに盛り上がってるね特力系〜もしかして1番乗り？やっほー蜜柑ちゃん♡」
蜜柑「鳴海先生！遊びに来てくれたん！？パーマも！」
流架「撮るなって言ってんだろ〜今井ー！まてー！」
『やっほー蜜柑ちゃん衣装かわいいね』
蜜柑「和奏ちゃんも！ありがとう！」
パシャパシャ
蜜柑「この音は！？ほ〜〜た〜〜〜るぅぅぅ
あ！流架ぴょんも！来てくれたん？？？」
流架「あ・・・えと」
蜜柑「その服めっっっちゃかわいいやん〜〜」
鳴海「蜜柑ちゃんも似合ってるよ〜♡」
蜜柑「えへへウチは"ランプの精"でぇ〜すっ！
どう？流架ぴょんっ！」
流架「えっ、えっと・・・ど、どうって・・・」
流架くんは顔を真っ赤にして下を向いた。
翼「蜜柑…それくらいにしといてやれ・・・♡」
美咲「罪なやつ・・・♡」
肝心の蜜柑ちゃんは頭にはてなマークを浮かべている。
・・・これは流架くん苦労するぞ
今井さんにも赤面までがっつり撮られてるしね。
鳴海「それで、[RPG アラジンと魔法のランプ]ってどういうゲームなの？」
挑戦者はアラジンになって迷路に入り、様々な試練をクリアして、ゴールすると景品の魔法のランプが手に入る。
試練は自分のアリスと、武器BOXからランダムに出る
お助けグッズを駆使して進むらしく
『癒しのアリスってこういう時何も使えないよね・・・』
ーーーー「オープンセサミ〜〜！」ーーー
掛け声もそれらしく、
重たい体育館の扉の先には、
まるでアラビアンの世界に迷い込んだような
超特大不思議迷路が広がっていた。
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あんこ - とても面白くてあっという間に読み進めてしまいます！私も学園アリス大好きです！よーちゃんと翼先輩もたくさんででてきて個人的にとても嬉しいです★私もクリスマス衣装は蜜柑ちゃん派です♪ (7月21日 6時) (
レス) @page50 id: 1dc705f50b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2023年6月28日 13時
