君の幸せを、ずっと【学園アリス】Part2

アリス祭　不思議な三校長 ページ13

司会「さあ！！！ついに今年のアリス祭も終わりが近づいてまいりました！！！

3日目パフォーマンス祭までを終え、
残すは明日の後夜祭のみとなりました！！！！」




蜜柑「あっっっという間やったなあ」

心「あんた色々あったから余計ね⭐︎」






司会「これより各校長先生から総評をいただき・・・」




蜜柑「校長先生？」


委員長「そっかまだ校長先生たちを知らないんだね。
今話してるのが、高等部の校長先生で、不老長寿のアリスっていうとっても珍しいアリスの持ち主なんだ」



蜜柑「ふ、不老長寿！？すご！！」

心「ただあの人いつ見ても軍服なんだよね⭐︎」



蛍「その隣にいるのが、中校長。
結界のアリスですごく高貴な方だそうよ」



蜜柑「え、じゃあその隣にいるのが
初校長・・・まだ子どもやん！！！！」





翼「おい蜜柑！声小さく！！」


蜜柑「翼先輩！」


翼「ったく、三校長とくに初校長は得体が知れないんだ。目をつけられないように気をつけろよ」






・・・初校長。





『・・・』





蜜柑「なんか、初校長こっちの方ずっと見てへん？」



翼「え、まさか今のお前の声聞こえたんじゃ」








・・・遠くて、よく見えないけど、きっと不気味な笑みを浮かべてる気がする。


少し、怖くなって、静かに視線を落とした。









棗くんに見られてるとは気づかずに。

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