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「おっかえりー、Aちゃん？」
何やらニヤニヤした顔で莉桜が擦り寄ってきて、背中に嫌な汗が伝った
『ただいま莉桜たん、何でニヤニヤしてるの？』
「ふっふっふ。いやぁ？ただ添い寝の感想でも聞いてやろうかなって思っただーけー」
『な！何で知って！？』
「見ちゃった」
『いつ？どこで？』
「授業中、窓から丸見えだったよ」
『うわぁぁあっ！カーテン仕事しろよ！』
丸見えって他の生徒も知ってるって事だよね！？
そんなの最悪だよ。やっぱり赤羽くんの言う事聞いてたら良い事無いな
私の大袈裟な反応に莉桜は良い玩具でも見付けたかのような表情をする
「男女二人で同じ所に寝っ転がってさ〜」
『や、辞めてくれぇえ』
「距離縮めちゃってさ〜」
『うううぅっ』
「あわよくばで身体繋げて〜」
『そ、それはして無いからァッ！』
突然の下ネタに、思わずペチンと頬を叩いた
「痛っ！でも他のは認めるんだ」
『はめたな！コノヤロウ』
まんまと頭の良い彼女の策略に掛かってしまい、添い寝の事実を隠す必要が無くなり、恥ずかしくなって手で顔を覆う
莉桜が変な事言うから顔が熱いじゃん！
身体繋げるって。確かに、若干赤羽くんがまたがってきたけども……
ってやめやめ！そんなこと考えるんじゃないよ私の脳！
唇に指置かれたとか頭ポンポンとか、余計な思考回路働かせるな！
あの時は距離が近くておかしくなっちゃっただけなんだって……
「何してんの？」
『うがぁぁぁぁぁあっ！』
覆っていた手を何処からともなくやって来た彼に剥がされて、すぐにでも顔を覆いたいのに、がっしりと掴まれて身動きが取れない
『や、やめてください！人の気も知らないでっ！』
「は？今来たばっかだし、あんたの気なんか知ってる訳無いでしょ」
『じゃあ知らなくていいので離して下さい！』
「んー、せっかくだし。隠し事は禁止だから吐いて貰おうかな」
……くっ！コイツ！
けど、逆に言っちゃえば手を離してくれるチャンスかも知れない
『ご、ご主人様と添い寝していたのが恥ずかしくて顔隠してただけです！私もう言いましたからね！』
「ふーん」
『は、離して下さいよ！』
「それとこれとは別だから」
『は！？！』
もうやだ！
ニヤニヤしながらそんなこと言って！
絶対、私の反応を面白がってやがる！
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ハバネロ(プロフ) - 黒髪さん» コメントありがとうございます！(＊´ ∨｀)大好きって言って貰えて嬉しいです！恋愛要素今のところ少なめですが、ご褒美編で展開をがらりと変えるつもりでいるのでこれからも楽しんで下さると幸いです！更新が捗るようなコメント本当にありがとうございます^^ (2019年4月30日 16時) (
レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
黒髪(プロフ) - このお話大好きです！更新頑張ってください！ (2019年4月30日 14時) (レス) id: 058440bffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハバネロ | 作成日時：2019年4月14日 23時
