1 【出会い編】 ページ2
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それは真冬の都会の朝のことだった
冷たい風が突き抜けて、全身がブルりと震える
(……さっむ！)
私は長時間外に出て、赤くなった悴む指先を温めるように息を吐いた
こんな場所からとっとと温かい教室に避難したいけれど
知らない街に、知らない人だらけで、新しい学校に登校する事になった私は初っ端から道に迷っていた
＊
『確かこっちの筈なんだけどな』
スマホの画面を付けて、G〇〇gleマップを立ち上げる(意味の無い伏字)
今日から通うことになった学校に、行き先を合わせてるんだけど……
さっきからピンがひゅんって、色んなとこに瞬間移動してて
現在地、海なんですけど！？！
もう訳が分からなくなっていた
とにかく声を掛けれる人が居ない事に心細くなった事も相まって、登校初日で遅刻しそうで、目頭が熱くなってきた
……あれ、私ってこんなに涙腺ゆるゆるだったかな
そう立ち往生していると
「君、大丈夫？」
赤い髪の君に出逢った
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ハバネロ(プロフ) - 黒髪さん» コメントありがとうございます！(＊´ ∨｀)大好きって言って貰えて嬉しいです！恋愛要素今のところ少なめですが、ご褒美編で展開をがらりと変えるつもりでいるのでこれからも楽しんで下さると幸いです！更新が捗るようなコメント本当にありがとうございます^^ (2019年4月30日 16時) (
レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
黒髪(プロフ) - このお話大好きです！更新頑張ってください！ (2019年4月30日 14時) (レス) id: 058440bffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハバネロ | 作成日時：2019年4月14日 23時
