番外編3 ページ27
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「では行きますよ！」
「「王様だーれだ？」」
割り箸くじを引いた後、皆の掛け声と共に「私だ」と立ち上がったのは緑色のツインテールをした女の子
『ね、ねぇ！ご主人様！あの可愛い子ちゃん誰ですか？』
「あー、あれは茅野ちゃんだよ」
そう言いながら頭を撫でてくる赤羽くん
『ご主人様何してるんですか』
「ん〜？Aを可愛いがってる。ほら、よそ見してないで自分の割り箸確認すれば？」
『……』
＊
カエデちゃんが命令したのは「2番が奥田さんの薬を飲む」だって
ちなみに該当者は渚くんだった
「で、では渚くん！このフラスコの液体を飲んで下さい」
「これ何の薬なの？」
「5分間幼児化する薬です」
ごくん、と渚くんが緑色の液体を飲むとみるみる内に身体が縮んでいって
そこにちっちゃな渚くんが現れた
『ひゃあぁぁあ！！渚くん可愛いいいいいい！』
パシャパシャ
「A！ちゃちんとらないでよ」
『っ！赤ちゃん言葉を喋る渚くんだなんて……！これは堪らんですご馳走様です最高です。奥田さんカエデちゃん君達ほんと天才だ君達とは気が合いそうな気がするよ』
「ぶー！Aうるさいのめんめなの！」
ほっぺを膨らませて、必死に怒っている渚くんを見ていると視界が暗くなってきた
バタン
「あ、大変です！Aさんが失神してしまいました。同じ薬でも飲ませておきましょうか」
「ちょっと奥田っち！ここ保育園になっちゃう！」
「すみません、中村さん」
＊
『んあ？』
「あ、起きた？」
『あれ私何して……？』
「王様ゲームの最中に倒れたから、俺の膝の上で寝てる」
『うぉおおお！すみません！すぐ退きます！』
私が寝ている間に5分以上経っていたみたいで渚くんが元に戻ってしまっていたちくしょう
そして今は4回目の王様が決まったみたい
えーと？あの人前原くんって言うの？
何何？5番と17番が公開キスだって？
ハハハッ。可哀想〜、そんなの死んでもやりたくないよ
……あ、私17番
「あ、俺5番だ」
『……』
「A、何黙ってんの？」
『い、いやぁ？公開キスってどうしてもやらなきゃダメなのかなぁって思っただけでして……』
「17番だったんだね」
『だ、誰もそんなこと言って無いじゃないですかァァ』
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ハバネロ(プロフ) - 黒髪さん» コメントありがとうございます！(＊´ ∨｀)大好きって言って貰えて嬉しいです！恋愛要素今のところ少なめですが、ご褒美編で展開をがらりと変えるつもりでいるのでこれからも楽しんで下さると幸いです！更新が捗るようなコメント本当にありがとうございます^^ (2019年4月30日 16時) (
レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
黒髪(プロフ) - このお話大好きです！更新頑張ってください！ (2019年4月30日 14時) (レス) id: 058440bffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハバネロ | 作成日時：2019年4月14日 23時
