検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:98,423 hit

豆九粒 ページ10







丁寧に砂利が敷き詰められた庭園を通り、縁側の(ひさし)の方へ向かうと既に何人か人が集まっていた


囚人を連想させるような縞模様の羽織りを身に纏った木の上に居る柱と目が合い、私は腰を二つに折る





「冨岡……と、A。またお前か」


『伊黒さんこんにちは!』





空を見上げて、粘度のある話し方に私は、あはは、と笑う





「柱合会議の、柱合、の意味が分からない頭なんだな」


『柱の皆さんだけでお集まりになられるんですよね!』


「それならどうしてお前が居るんだ。柱でも無いお前が」


『通訳しに来ました!』


「まぁまぁ、良いじゃないですか。何も喋ってくれない冨岡さんの代わりに、うるさいAちゃんが参加してくれるだけマシですよ」





しのぶさん、それフォローになってますか?





庭園の端から出て来た彼女は、何故かいつも私に当たりが強いが、なんだかんだ言って、最後には私を受け入れてくれるから大好きなのには変わりない





『まぁ、一番好きなのは冨岡さんなんですけどね!』


「誰もそんな分かりきった事、聞いてませんよ」


『酷ェ』





ちなみに期待を込めて冨岡さんの方を見たが、彼は私の話を聞いていなかったようだ





豆十粒→←豆八粒



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
126人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 冨岡義勇 , 恋愛   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ハバネロ(プロフ) - ゆり。さん» わぁぁぁぁ!嬉しいです!^^ パート2でも新作でもゆりさんを待っています! (2020年2月19日 0時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
ゆり。(プロフ) - わあああぁ!!新作も絶対読ませていただきます!!楽しみです!! (2020年2月18日 21時) (レス) id: 2a1f697cc9 (このIDを非表示/違反報告)
ハバネロ(プロフ) - ちくわさん» そんな貴方も最高です・・・!(訳:見て下さってありがとうございます!) (2020年2月16日 22時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ - 最高です…最高です… (2020年2月16日 15時) (レス) id: 60e60c572f (このIDを非表示/違反報告)
ハバネロ(プロフ) - ゆり。さん» わぁあっ(*´ ∨`) こんなので良ければいっぱいムフフして行って下さい!私の妄想が尽きるまでお付き合い下さると嬉しいです^^ コメントありがとうございます! (2020年2月2日 1時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ハバネロ | 作成日時:2020年1月16日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。