豆一粒 ページ2
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皆さん、こんにちは
私は鬼殺隊の齢Aです
鬼と交戦中ですが、現在木の影に隠れて目の前の光景を焼き付けています
うわぁぁ、冨岡さん今日もカッコイイ
「……Aさん、Aさん!」
そういきなり名前を呼ばれ、肩をつつかれた
『いやぁぁっ!ってなんだ炭治郎くんか』
(一瞬、鬼かと思った)
「大丈夫ですか?」
『だ、大丈夫大丈夫!ここは攻撃の射程範囲外だからね!』
「けっ。お前は相変わらず弱味噌だな」
『う、うるさい、いのちゅけ!』
「その、いのちゅけっつーの辞めろ!」
階級が下の私に対しても敬語を使ってくれる炭治郎くんと相対して失礼な猪に、あかんべーっ、をしておく
やがて彼らが戦の場に颯爽と走って行ったのを尻目に、私は未だに腰に刺さった日輪刀を抜けずに居た
理由は簡単だ
私だって、本当はもっと近くで冨岡さんのお顔を眺めたいんだけどね
……どうしても血が無理なの!!
患者の血が苦手な医者が、何で医者になったんだ、と問い詰められるようによく私も同じ事を言われる
私だって本来なら、数ある仕事の内からこんな物騒な仕事をわざわざ選ばない
じゃあ、何で鬼殺隊に入隊したのかと言うと……
全ては目の前で鬼を斬っている常に冷静な彼のせいなのだ
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ハバネロ(プロフ) - ゆり。さん» わぁぁぁぁ!嬉しいです!^^ パート2でも新作でもゆりさんを待っています! (2020年2月19日 0時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
ゆり。(プロフ) - わあああぁ!!新作も絶対読ませていただきます!!楽しみです!! (2020年2月18日 21時) (レス) id: 2a1f697cc9 (このIDを非表示/違反報告)
ハバネロ(プロフ) - ちくわさん» そんな貴方も最高です・・・!(訳:見て下さってありがとうございます!) (2020年2月16日 22時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ - 最高です…最高です… (2020年2月16日 15時) (レス) id: 60e60c572f (このIDを非表示/違反報告)
ハバネロ(プロフ) - ゆり。さん» わぁあっ(*´ ∨`) こんなので良ければいっぱいムフフして行って下さい!私の妄想が尽きるまでお付き合い下さると嬉しいです^^ コメントありがとうございます! (2020年2月2日 1時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハバネロ | 作成日時:2020年1月16日 2時