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恐らくだけど、お父さんのヘルプの出張で出戻りしたのかな？
もしそうだとすると家には誰もいないと言う事になる
その想像は的中で、家に着くと中の灯りは付いていなかった
どうやら両親共に出て行った後のようだ
えーん。一人寂しいな〜
私は家の鍵を開けようと、鞄を漁る
『あれ？』
もう一度漁る
『嘘でしょ』
鞄の中身を全部ひっくり返す
『私はそんなの信じないからね』
ズボンのポケットに手を突っ込む
『まじか』
全てを探し尽くしてさぁ、と顔が青ざめて行くのがわかった
『どうしよう鍵が無い』
＊
プルルルルル……ガチャ
私は慌ててお母さんに電話を掛けることにした
『あ、もしもしお母さん？』
「何？Aどうかしたの？」
『へるすみーだよお母さんどうしよう一大事だよ』
「何を言ってるの？言いたいこと纏めてから話して頂戴」
『あ、あのね、鍵が無いの！家の中にあって入れないの！』
「あらあら。本当にうちの子って馬鹿なんだから」
『ねぇ何でそんなに軽いの！！今、野宿の危機に陥ってるんだけど、お母さん私どうしたらいい？』
「今晩は渋滞でそっちにはもう戻れないわ。明日の朝戻ってあげるから誰かの家に泊めて貰いなさい。莉桜ちゃんだったらOKって言ってくれるわよ。じゃあね」
『あ、ちょっと』
ブチ。ツーツーツー……
うちの母は自由過ぎる
のびのびと育てて貰って嬉しいけど、今それは要らないかな！
今晩、どうしよう
莉桜に一回聞いてみるか
A鍵忘れて家に入れない
そう連絡を入れるとすぐに既読が付いた
莉桜親御さんは?
A二人共出てった。野宿待ったナシ助けて
莉桜何やってるの馬鹿でしょ。どっかホテル泊まったら?
A未成年だけど大丈夫かな
莉桜満喫とかだったら行けそうじゃない?
A調べたけど、この近くに無かった
莉桜なら、業の家は?
Aえ!?!それはちょっと……。赤羽くんの親御さんにも悪いし
莉桜あー、それなら大丈夫だよ。業の両親旅行で家に居ることあんまり無いから。じゃあね私もう寝るわ
Aま、待って!
スタンプの猛攻を続けたが、それ以降帰って来ることは無かった
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ハバネロ(プロフ) - 咲来(名前)さん» コメントありがとうございます！(＊´ ∨｀)とにかく明るくて、馬鹿っぽい女の子を書きたかったのでそのように言って貰えて良かったです！現在パート3まで出ているので是非そちらも読んでみて下さいね^^ (2019年6月18日 22時) (
レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
咲来(名前)(プロフ) - 主人公がとってもおもしろいくて、私大好きです、もちろんカルマ君も大好きです、これからも応援してます！ (2019年6月18日 13時) (レス) id: aedff0aee4 (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - あんな、ケンカを売るような言い方でしたのに、許して頂いてありがとうございます。 これからも、この小説を楽しみにさせていただきます (2019年5月27日 8時) (レス) id: 0753bc1767 (このIDを非表示/違反報告)
ハバネロ(プロフ) - 鶴さん» いえいえ大丈夫です(*´-`*)この件に関して鶴さんが責任を追う必要はございませんのでご安心下さい。今後このような事態を起こさない為にもしっかり対応の方をさせて頂きますので、いつも通り作品を楽しんで下されは幸いです(＊´ ∨｀) (2019年5月26日 18時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - 作者様私のコメントも不快でしたり、誤解を招く可能性がありました不快にさせてしまいましたら大変申し訳ありません (2019年5月26日 13時) (レス) id: 0753bc1767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハバネロ | 作成日時：2019年5月17日 1時
