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『えっと、それはどういう事かな』
「そのままの意味だよぉ」
ニコニコと満面の笑みを浮かべる彼女
「あのねっ。この間役員決めがあったんだけどわたしがAちゃんを推薦したのぉ」
『な、何で！？』
「だって校外学習委員だったら、朝早く来なきゃだし、放課後も残る事になるしぃ。Aちゃんが業くんと登下校する事無くなるもん」
『恐ろしい子！』
「ずっとべったり引っ付いてたんだからこれくらいいいでしょお〜。ってことで登下校のポジションはわたしが貰うねぇ」
『えー』
……って何で今、私えーって言ったの？
別にそれくらいいいじゃん
＊
放課後になり、教室に残っている生徒がどんどん減っていく中、荷物を抱えた莉桜がやってきた
「Aバイバイ。私帰るね」
『うん』
「栗山さんバイバイ」
『渚くんんんん！お別れは寂しいけど、また明日ギュッてするね！バイバイ！』
「ちょっと。私との差よ」
『嘘だって。莉桜たんも愛してるよ！また明日ギュッてするね！』
「「遠慮しておくよ」」
『ダメージが2倍になるから同時に言うの辞めろ』
そう肩を落としていると俺らも帰るよ、と隣から声がした
あ……。そうだ
赤羽くんに用事があること言うの忘れてた
『あの、今日はお一人で帰って貰えますか？』
「は？何で？まさか別の奴と帰るとか言わないよね？」
『ヒェッ。よ、用事があると言うか無いと言うか……』
「俺、栗山さんと帰りたいんだけど」
『う。ちょっとそう言うこと言うの辞めて下さい困ります』
急にドキッとする事を言うものだから、こっちも溜まったもんじゃない
えっと。とにかくそういう事なので失礼します、と赤羽くんの横を通り過ぎようとすると、急に首に巻いていたマフラーを引っ張られる
苦しい！
『ぐぇええ。ちょっと！首絞まるから離して下さい！』
「丁度良いからこのまま散歩してあげるよ」
『何言ってるんですか！！こんなマフラーの使い方おかしいでしょ！』
「犬が言う事聞かない時は、こうやって躾するらしいよ。ほら行くよ」
『私は人間です！ノットドッグ！アイムヒューマン！』
そのままズルズルと引っ張られて、リードに繋がれた犬のようになっていると校内放送が流れた
「後5分で午後の生徒会議が始まります。まだ来てない方は急いで来て下さい」
何これすっごい板挟み
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ハバネロ(プロフ) - 咲来(名前)さん» コメントありがとうございます！(＊´ ∨｀)とにかく明るくて、馬鹿っぽい女の子を書きたかったのでそのように言って貰えて良かったです！現在パート3まで出ているので是非そちらも読んでみて下さいね^^ (2019年6月18日 22時) (
レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
咲来(名前)(プロフ) - 主人公がとってもおもしろいくて、私大好きです、もちろんカルマ君も大好きです、これからも応援してます！ (2019年6月18日 13時) (レス) id: aedff0aee4 (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - あんな、ケンカを売るような言い方でしたのに、許して頂いてありがとうございます。 これからも、この小説を楽しみにさせていただきます (2019年5月27日 8時) (レス) id: 0753bc1767 (このIDを非表示/違反報告)
ハバネロ(プロフ) - 鶴さん» いえいえ大丈夫です(*´-`*)この件に関して鶴さんが責任を追う必要はございませんのでご安心下さい。今後このような事態を起こさない為にもしっかり対応の方をさせて頂きますので、いつも通り作品を楽しんで下されは幸いです(＊´ ∨｀) (2019年5月26日 18時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - 作者様私のコメントも不快でしたり、誤解を招く可能性がありました不快にさせてしまいましたら大変申し訳ありません (2019年5月26日 13時) (レス) id: 0753bc1767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハバネロ | 作成日時：2019年5月17日 1時
