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「 ん.. 今何時、」
しばらくして目が覚めると辺りは暗くなってて
テヒョンの方を見ると微かに泣いた跡があった
それを見た瞬間胸が苦しくなって
どうしよもない罪悪感に襲われた
でもそれでも私は彼がユンギさんがやっぱり好きだ
そんな時 急にテヒョンの方が動いたから私は寝た振りをした
TH「 A.. 何でこんなに好きなのかな。こんなの初めてだよ。俺は別にモテないわけじゃないしむしろ女の子には困ったことなんてないのに。お前は他の奴と違くて本気で失いたくないって思った。」
なんて静かに呟くから思わず聞き入ってしまった
TH「 決まり台詞みたいにいつも言ってた、こんなに好きになった人初めてって。そんなありきたりな言葉を色んな人に言ってたけど身も心も成長した俺はお前以外見れなくなったんだ。何でこんなに好きなのに俺じゃダメなの？でも俺はAが浮気しても俺の事嫌いになっても俺は離れる気も無いよ。今は心から言えるから、 こんなに好きになった人初めてぅて。 」
その言葉で涙が出そうになったのを必死に堪えてたら
今度は突然歌い出した
その歌の歌詞はあまりにも今のテヒョンとリンクしてて
さすがの私もユンギさんの事を忘れて
胸を締め付けられた
TH「 落ちて吹かれるあの落ち葉のように 力なく消えていく僕の愛が 君の心が離れていく 引き留められない もう掴まえられない 僕には もう掴めない .. っ 」
鼻声で歌うその声は
他の誰よりも美しい声で
TH「 そこの今にも消えそうな落ち葉が 僕達を見ているようで 手が届いたら一気に砕けてしまいそうで いつの間にか冷たくなった口調と表情 関係はただ枯れゆくばかり .. 」
次の一言で
私は声を挙げざるを得なかった
涙が止まらなくなった
それでも私はユンギさんのことが頭から離れなくて
早く彼だけのものだけになりたいなんて
心の中では思っても言えなかった
TH「 僕と目を合わせる君が欲しい また僕を求める君が欲しい どうか落ちないで 消えないで 」
「 テヒョンっ.. ごめんね、 」
TH「 ？！起きてたの 」
「 ごめっ.. 「 ねえ、A」
突然呼ばれた
TH「 もうこれで最後にするから俺のお願い聞いて？ 」
TH「 今までにないくらい強く抱き締めて、深いキスをして沢山テヒョンって呼んで最後に俺を突き放して。」
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続く (更新停止中)
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作者名：ひ。 | 作成日時：2017年3月23日 13時
