ゆるゆる、伊野尾先輩。

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今年のクリスマスイブはいつもと違う。



恋だと気付いたと思ったら失恋して……


考えるだけで嫌になってしまうけど、恋をしっかりとは知らない私にサンタさんからのプレゼントなのかもしれない。


.



綺麗事にはしたくないんだけどね。




涼介《ね、俺の言った通りでしょ！

Aは伊野尾さんが好きだって、予感的中》



A ｢ほんとだね〜負けた〜｣





明日は伊野尾さん、
彼女の家で2人で過ごすのかなあ。


彼女さん、家に誘ってたしね……らぶらぶじゃんね


.



A ｢私にも彼氏出来るかなあ｣



涼介《出来るっしょ、

Aのこと好きな人絶対いるって》



A ｢はいはい、どうも｣


.

.



ねえ、伊野尾さん………


1つ気になることがあるの。





あの日、あの時、どうして私と

イルミネーション見たいって言ったの、？



彼女いるのにどうして？

ただ単に暇だったから……それとも期待させて落とさせるため……

.





A ｢わけわかんない｣



涼介《ん？どした》



A ｢……あ、いやなんでもない｣


考えるだけ無駄なのかも。

今が楽しければそれでいいかな、





人生楽しんだもん勝ち！！！！




A ｢涼介、私の方が幸せになってみせる｣



涼介 ｢お、言ったな？｣



A ｢ここで宣言する、涼介より絶対幸せになる｣


.




バカバカしいけど、


もう恋は終わっちゃったけど、





伊野尾さんのいちばん仲の良い友達でいたいな

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