前髪が5本目 ページ6
Aside
貴｢勝己君ただいま〜｣
仕事から帰ってきマンションの扉を開ける
今日は勝己君の方が早く帰ってくるから
リビングでテレビでも見ているのだろう
そう思い､ただいまの4文字を言うが
返事が返ってこない
まだ帰ってきていないのだろうか?
そんな疑問が浮かび
靴を脱ごうと思うと勝己君の靴はもうあり
帰ってはいた
じゃあどこに行ったのだろう?
なんて思っていると
洗面所の電気がついていた
まさか
私は洗面所のドアを開けて
お風呂場のドアも開けると
白色の入浴剤が入った湯船に
浸かりながら寝ている勝己君がいた
貴｢勝己君!｣
名前を呼ぶと目を薄らと開ける
貴｢お風呂場で寝ないでって!｣
そう声をかけると
爆豪｢おかえり｣
とまだ少し寝惚けたように言う
貴｢本当に危ないんだからね〜｣
爆豪｢分かっとるわ｣
ならいいけど…
貴｢じゃあ私ご飯の準備…｣
爆豪｢そんなのいいわ｣
といい腕を掴まれ引き止められる
爆豪｢一緒に入るか?｣
そう笑いながら言う
貴｢っ!入りません!｣
キッパリ断ると
爆豪｢つまんね｣
と言われるが知らないフリをする
私は溜息をつき
貴｢じゃあご飯の準備してくるね
出来たら呼ぶから｣
そう勝己君に笑いかけてから
ご飯の準備をしようと
キッチンへ向かったのだった
そして､ご飯ができ
勝己君を呼びに行く
貴｢勝己君〜!もう出来けどまだ入って…｣
お風呂場のドアを開けると
寝息を立てて湯船で
また寝ている勝己君がいた
貴｢こらー!｣
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作者名：Sky | 作成日時：2019年6月6日 23時
