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「……兎丸。もう、お前もそろそろ審神者になってもいい年だと思う」
「…そ」
太陽の日差しが暖かい朝に親父と爺さんに呼ばれて畳の部屋に正座で座って話を聞いていた。
【審神者】
俺の家は代々続く霊力者が産まれる家系だ。
その中でも俺は素質があるらしく。
生まれた時から今まで審神者、歴史修正主義者、刀剣男士、色んなことを聞かされた。
「今日、政府の方々が迎えにこられる。準備しておくように」
「お前は我が朝比奈家の人間として、恥ずかしいことはしてくれるなよ」
「……わかっております。」
貼り付けた笑顔を見せれば、親父たちは満足気に首を縦に振った。
あー、やっと家から出られる。
こんの頭の堅い奴らといなくてすむ。
「ちなみにお前が行くのは"ブラック本丸"だから」
「は？」
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作者名：百目鬼 | 作成日時：2017年7月23日 15時
