ホームステイの場所、ほんとにここで合ってますか？？？？【ranfren】

7話《警戒》 ページ8

ﾆｪ「…。」



『…。』





『(助けて、ルーサーさん…！！)』




沈黙の間は耐えられないよ！





ーーーーーー
なぜこうなったかというと…




ルーサーさんが、




ル「弟はいま学校に行っていてね。
帰ってくるのはだいぶ先になるだろう、それまで部屋にいるといい。」




『部屋？誰のですか？』




ル「ハナコのだよ。」





『え！！』





って、なって。








ル「ニェン」



ｽｻｯ



ﾆｪ「はい、ご主人様。」





『(ニェンさんの移動スピードすごいな…。)』






ル「彼女を部屋まで案内してやれ。」




ﾆｪ「…Yes sir.」






という感じで





ーーーーー





ﾆｪ「…。」




『…。』





冒頭に戻ります。






『(いつまで歩くんだろうか…)』






ー数分後ー





ﾋﾟﾀｯ




と、ニェンさんが立ち止まった。




ﾆｪ「ここだ。」




そう言って扉を叩く。



どうやらここが私の部屋らしい。





ﾆｪ「…。」






私がぼーっとしていると、ニェンさんが元の方向へ帰りだした。





『(ルーサーさんのところへ行くのかな…。


そのまえに！)』





『あの…！！！』




ﾆｪ「…なんだ。」




『(うわ、目つき悪っ！)


案内していただき、ありがとうございます…！』





ﾆｪ「…。」ﾌｲｯ





何も言わずに帰っていってしまった。





『…でも前向きにいこ！』

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