10話《約束》 ページ11
ー翌朝ー
『ふぁ〜。よく寝た…。』
現在の時刻am.6:30
部屋を見渡し、改めて海外にきた実感が湧く。
【コンコン】
誰かがノックをしたみたい。
『(私が起きてすぐにノックだなんて、なんだか変な感じ…てか怖い)』
『はーい』
【ガチャり】
ル「おはよう、ハナコ」
『おはようございますルーサーさん』
ーーーーー
朝食も終え、私は留学先の学校への支度をしていた。
ル「何をしているんだいハナコ」
『今日から学校なので準備を。』
ル「一人で行けるかい？」
『はい！母から地図を授かっておりますので。』
『(まぁ地図持っててもこの家に来るまで大分かかったけどね)』
私がそのことを言わない理由は1つ、ルーサーさんたちが少し怖いからだ
『(本人には口が裂けても言えないけどね)』
ーーーーー
『ではそろそろ行ってきます。』
ル「気をつけて行っておいで」
さぁ行こう！…と思った途端。
【ドタドタドタッ】
ラ「兄さんおはよう！！朝早くにどうしたの？」
ル「ハナコが学校に行くから見送りだよ」
ラ「え〜、ハナコ学校行くの？私と遊ぼーよ！！」
ランダルくんに腕を掴まれてるけど、、
『(力強いなこの子、てかちょっと痛い)』
ル「離してあげなさい」
ラ｢いーやーだー！！｣
ルーサーさんかランダルくんを私から離そうと頑張っている。
『(そろそろ行かないと地図苦手な私がやばい)
ラ、ランダルくん。』
ラ｢学校に行かなくたって私と遊んだほうが楽しいよ？｣
『…確かに楽しいかもね』
ラ｢じゃあ…！『でもだめ。』なんで！｣
学校に行くためには説得しないと…。
『私がもともとカナダに来た理由は、ここで勉強するため。だから学校に行かなくちゃいけないの。』
ラ｢勉強なんてしなくていいじゃん｣
『確かにランダルくんと遊ぶのは楽しそうだけど、
"遊ぶ"ってさ、なにかを頑張ったあとにやったほうが楽しさが倍増するものなんだよ？』
ラ｢…そうなの？！｣
私がそう言うとランダルくんの顔が明るくなった
『うん。だから私が帰ってきたときに遊ぼうね』
ラ｢約束だよ！！！｣
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七海(プロフ) - いえいえ…此方こそ面白いお話を書いて下さり嬉しいです！！1週間に１回最新、頑張って下さい！！応援しています🎶 (2月29日 22時) (
レス) id: eab06e0c82 (このIDを非表示/違反報告)
人でなし好き(プロフ) - 七海さん» 読んでいただきありがとうございます。1週間に最低1話は更新しようと思います。 (2月29日 21時) (レス) id: 7b8c559267 (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - コメント失礼します！とっても面白かったです！次回のお話も待ってます！主さんのスピードで頑張って下さい！ (2月29日 17時) (レス) @page8 id: eab06e0c82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：人でなし好き | 作成日時：2024年2月20日 22時
