アイス ページ5
「あったきゃーい!」
バスタブで浸かってそう言うヨンジュン。
あの後、お風呂入らせてとお願いしてきたヨンジュンを
すぐにいいよ!と受け入れた私。
こんなちっさい子に言われたら断る理由なんてないし、まずヨンジュンの服が汚れているし傷も目立っているから
私がなんとかしないと!と思い 家にあげてお風呂を一緒に入ることにした。
『ヨンジュン君、そろそろ上がりますよー?』
そう言うと、
「ん。わかった〜」
と名残惜しそうに言うヨンジュン
めちゃくちゃギャンかわです。
頭を拭いて、ヨンジュンくんに洋服を着させる。
洋服は、オンマがベビー服を作っていたから
それを着させることにした。
『お!似合ってる』
流石オンマ、センスありすぎる。
ヨンジュンくんの髪を乾かしてあげて一緒にリビングへと行く。
でも、少し警戒しているのか緊張しているのか
顔を合わせてくれない。
私はヨンジュンくんと話がしたいと思ったけど困ったな
と思ったら
『お!あれがあるじゃん!』
テーブルがあるところに座っているヨンジュンくんに
じゃん!と言いそれを置いた。
「?!?!」
『これ、おばさんと食べよ!』
そう言うと、彼の目がピカピカと光った気がした。
私が言うこれとは、今日買ってきたアイスのこと。
これなら一緒に食べると思い自然に目を合わせてくれるかも??と思った。
袋を開けてあげて、2つくっついてるやつを
離してあげて、ひとつにして渡すと
「ありゃと。」
『((鼻血
可愛いすぎるぜ。
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作者名:kirara | 作成日時:2022年12月29日 6時