ダンボール? ページ3
コンビニ袋を手にぶらさげ夜風にあたり歩く。
今日は、自分の仕事に後輩の仕事をしていたから
とても疲れている
と言うより、本当は定時に帰って1人でカフェでも行こっかなって思ってたのに、あの後輩が仕事押し付けてきたから
断ったら、なんか可哀想だしなにか言われるのも面倒臭いと思った。
だって今の時代何か言ったら、上の人に言いつけるだけで
あっという間にそいつはこういうやつなんだ、みたいな目で見られるからね?
恐ろしいでしょ?((え?
だからやるしかない。そう思っててもよ、
自分の時間は欲しいよね。と思うのが私。
今日はお風呂入ったらご飯はいいからアイス食べて
寝るか〜と思い住んでいるマンションに着いた。
オートロックを解除し、入ろうとしたら
『ん、?』
なんか、ボロボロのダンボールが置かれていた。
なんだろ?と思い
私はそのダンボールに近づき見てみた。
ダンボールに"ひろてくたさい"と書かれていた。
少し、脱字は多いけどなんとか読める。
見つけたからには拾わないと思い、中を覗くと
『え??!』
見間違いかも!
えっと、もう1回見てみよ?うん!
疲れすぎておかしくなったのかな??
そう思い、目をこすってダンボールの中を再度見ると、
『あっ…』
私の見間違いじゃなく、
ダンボールの中に
ちっさい男の子が寝ていた。
13人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kirara | 作成日時:2022年12月29日 6時