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『ふわぁァァ』
大きく口を開けて欠伸をすると、コンビニが見えてきた。
中に入り、お目当てのパピコをカゴに入れる。
「いらっしゃいませ〜 げっ!」
レジに持っていくと、明らかに嫌そうにしている
バイト中の従兄弟であるボムギュがいた。
『げっ!とはなんだ!げっ!とは!』
私の言葉にはいはいと相槌を打ちながら商品を
精算するボムギュ。
「今日も、残業?」
『まぁ、そんなところ?』
すると、棒読みで
「ふーん。おつかれー」
と言いながら商品を袋に詰める。
『少しは、感情込めたらどうだ!!』
「無理。」
『あのね、一応年上「お会計360円です!」
このクマギュ、覚えとけよ、
お金を渡し、買い物を終えると
「帰り道だけには気おつけて」
なんて言うから、心配してくれてるのかなー?いい子じゃん!と思って言おうとしたら
『ありがとう!心配「周りの人が怖がるから気おつけて」
私に変顔するボムギュ。
完全に煽られてる。
クマギュの奴覚えとけよ!!
そう思い、私は店を後にした。
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作者名:kirara | 作成日時:2022年12月29日 6時