# ページ16
最終生存者発表式
チョンソミ先輩がスターマスターとして来てくださった。私の名前は呼ばれるかな。
「スパーチャージャーチームは前へ」
「僕たちの運命はどうなったか」
「このチームも複雑な気持ちだろうな」
「順位もギリギリだ」
「練習生たちの運命を確認したいと思います」
正直、前の順位が18位以下だったから不安で仕方がない。
明日も私はプラネットキャンプにいるのかも分からない。
「13位にランクインした練習生です」
「14位の主人公は……」
「TOP9候補10名と18位を除いた最後の生存者発表です」
そうだよね。
前の順位は21位だったし、今回の順位で下がる可能性の方が高かった。いちばん悔しいのは私たちのチームから1人も生存者が出ていないこと。私がもっと上手くチームの引っ張っていたら、今が変わっていたかもしれない。メンバーには申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
プラネットキャンプを離れ、元いた場所へ帰らなければならないという気が揉まれるような私の気持ちとは裏腹にどんどん進む発表。
「続いては8位の練習生を発表します」
「ギュビンさんだと思う」
「でもマシューが9位だった」
「どうなるか分からない」
「この練習生は3スターをもらったことがあります」
「ギュビン？テレ？リッキー？」
「トップ9 8位に名を挙げた練習生は
Aです」
ツーハオに肩を揺らされるまで私の名前が呼ばれたとは気づかなかった。頭のなかは真っ白だった。
「わぁ！！」
「お！？」
開いた口が塞がらないというのはこのこと。
何度も瞬きをして、周りを見た。
「A、ファイナルだよ」
「21位から8位？すごいな」
「Aさんはファイナルにいなくちゃ」
移動する前に晴翔が「おめでとう」とハグをしてくれた。
他のメンバーも笑顔で送り出してくれた。
『アニョハセヨ、Aです。正直もう1度ここに立てるとは思っていなくて、今もまだ信じられないです。
スーパーチャージャーチームのメンバー、辛い練習も走り抜けれたのはみんなの 笑顔 と 優しさ のおかげです、ありがとう。……スーパーチャージャーチームは永遠、ずっと記憶しておきます、大好き 。私を支えてくれた練習生にも感謝を伝えたいです。ありがとうございました。
そして、スタークリエーターのみなさんの応援がすごく力になっていました。これからも私の夢を応援してくださると嬉しいです』
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すず(プロフ) - 全て読ませていただきました。ヒロインちゃん好きすぎます…！ヒロインちゃん報われた世界も見てみたいです。 (8月28日 1時) (
レス) id: 4472ef0c33 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 泣きました…最後のペンからの言葉のところで号泣…続きあるのなら待ってます… (6月12日 17時) (レス) @page25 id: d5c63dc535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xoxo | 作成日時：2023年5月1日 22時
