愛に抱かれ道化師となる ページ25
.
「はあ、ねむ。」
1つ前の仕事が予定より大幅に早く終わってしまい、閑暇を極めた私は行くあてもなく草木が生い茂る事務所をほっつき歩く。
軽い散歩と同時に、あわよくば誰かに構ってもらおうと考えている。
川��「お疲れ様です！」
「あ、お疲れ様！」
そんな所にタイミング良く現れたのは少年忍者・川��皇輝。
よし、川��プロに構ってもらおーっと。
「今日1人？」
川��「いや、忍者全員で。」
「弟一緒じゃないんだ。えーっと、前期くんだっけ？」
川��「違います！星輝です！」
「ああ、ごめんごめん。笑」
私のボケにもきちんと突っ込んでくれるあたり、流石としか言いようがない。
時計を気にし始めた彼に行くように促すと、綺麗な90度のお辞儀をして去っていった。
次に、皇輝よりも綺麗なフォームで佇む人影を見つけ、駆け寄る。
「健人くん！」
中島「わっ、姫か。」
「いい加減姫って呼び方やめない？」
中島「姫は永遠に姫だから。覆ることは無いよ。」
「んは、通常運転だね。笑」
今にも赤い薔薇が見えてきそうな振る舞いのケンティー。
もうそろそろケンティーを形容詞として認定した方がいいと思う。
だってケンティーはケンティーでケンティーなんだもん。((
中島「今日はいつもの護衛さんたちは居ないんだ。」
「そうなの。ちょっと早く着きすぎちゃって暇なの。」
中島「そっか。じゃあ今だけは独り占めできるね。」
「やばい、惚れちゃうー。」
中島「めっちゃ棒読みじゃん！」
私のメンバーのことを護衛さんなんて称する彼は、私の前ではたまーに王子様の仮面が外れます。
段々私の性格が風磨に似てきてるからかもしれないけど。笑
頭をぽんと撫でて、華麗なるウインクを決める姿を見て思わず感心しちゃったのは秘密。
『ときめいてよ！』って怒られちゃうからね。笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1251人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
七実 - リクエストありがとうございました！SixTONESと乃木坂46大好きで初めからずっと拝見してます！更新頑張って下さい！ (2020年10月1日 20時) (
レス) id: b69ffec9f4 (このIDを非表示/違反報告)
離音(プロフ) - じゃがまる。さん，楽しみにしています！ (2020年9月28日 16時) (レス) id: 1c102abba4 (このIDを非表示/違反報告)
じゃがまる。(プロフ) - 離音さん» リクエストありがとうございます！かしこまりました！ (2020年9月28日 16時) (レス) id: ea7a42b86e (このIDを非表示/違反報告)
じゃがまる。(プロフ) - 七実さん» リクエストありがとうございます！了解しました！ (2020年9月28日 16時) (レス) id: ea7a42b86e (このIDを非表示/違反報告)
離音(プロフ) - 初コメ失礼します。もし作者さんが良かったらHey!Say!JUMPの知念くん，山田くんとの絡みを見たいです。（昔から仲が良い設定でお願いします）宜しくお願いします！ (2020年9月28日 7時) (レス) id: 1c102abba4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：じゃがまる。 | 作成日時：2020年8月2日 20時
