SixTONESの華_4

在りし日からの変革 ページ23

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離音さんリクエスト

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近頃は有難いことに1人でお仕事をする機会も増え、こうしてスタジオの中も肩肘張ることなく歩けるようになってきた。


それでも、根がビビリなおかげで人っ子一人いない道を歩くのは気が引ける。




知「わっ！」


「ひぃ、！」


山「ぷっ、ビビりすぎな？」


「そりゃあ急に来たら怖いよ！ですよ。」


知「変なの。笑」


「ちぃちゃんにはタメ口だけど山田くんは敬語だからどうしようかなって。笑」





私の反応を見てケタケタと嘲笑を浮かべるのは、Hey! Say! JUMPのちぃちゃんこと知念くんと山田くんこと山田くん。


山田くんは事務所に入る前から親交があって、ちぃちゃんは入所してからずっと良くしてもらっている。





山「え、待って！知念とAってそんなに仲良いの？！」


「まあ。」


知「まあ。」


山「まあ。じゃねえよ！」


知「やっぱり僕は付き合いが違うから。」


山「でも俺だって昔から仲良いよ？」


「家近所でしたもんね。」


山「そう！涼ちゃんって俺にベッタリだったんだから。」




この2人は如何なる状況であっても主従関係は揺るがないのだろう。


何となくバラエティーで培った勘が働いて、ちぃちゃんの肩を持てばガクッと項垂れる山田くん。


2人の会話をぼんやりと聞いていて、そういえば山田くんの事を涼ちゃんなんて呼んでいた頃もあったな、と感慨深くなる。






山「なんで？俺寂しいんだけど！」


「いや気づいたら山田くんスターになっちゃってたので、ちょっとどうしていいか分かんなくなっちゃったんです。」


知「へぇ、」


「ちぃちゃんがスターじゃないとか、そういうことじゃないからね！？」


山「あははっ！」


知「涼介、笑いすぎ。」


「だって山田くん構ってくれなくなっちゃったじゃないですか、、」

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