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飛んで火に入る夏の黒髪 ページ36

ワクワクさん今度またご飯連れてってください!



私を慕ってくれている稀有な後輩、元木湧。


と言っても同い年何だけどさ。


私みたいなちんちくりんにもすっごい礼儀正しいんだよね。



ぶっ飛んでるけど。


、ぶっ飛んでるけど。(




ジ「Aあの工作お兄さんと友達なの?」


「すいません。元木ワクワクの方です。」


ジ「あぁ、そっちね!」


「っ、え、勝手に見ないでよ!」


ジ「DAHAHA!」



耳元であのバカでかい声を惜しげも無く出してくるもんだから、慌ててソーシャルディスタンス。


状況を理解するのに数十秒かかったけど、如何なる理由があっても人のスマホ勝手に覗いちゃいけないよね?


いやこれワクワクさんだったから良かったけど、彼氏とかだったらどうするの!?


愛のメッセージ送りあってたら気まずくなるじゃん!!


、彼氏いないけど。


うん、じゃあいいか。



ジ「そんなぷんぷんしないでよぉ。」


「いいんだけどさ。やましいことないし。」


ジ「俺もAとデートしたぁい!」




私のやましいことない発言をガン無視して、キラキラとした瞳をこちらに向けるから、不覚にもキュンとする。


私がこの表情に弱いことを分かって行動してるであろうジェシーは確信犯だ。




「この後は?」


ジ「北斗と約束してる。」


「自ら誘っといてこの仕打ちは酷いね!」


ジ「ごめん、言った後に気づいた。笑」


「3人は?ダメ?」


ジ「ほら〜、北斗は俺と二人がいいって言うと思うからさ〜。」


「ああ、それは絶対そうだね。」


「明日は?」


ジ「ええっと…空いてる!」




私の何度目かの提案に振りかぶって頷くその姿はまるで犬。


わしゃわしゃしてあげたくなる。


デカすぎるけど。




「どこ行きたい?」


ジ「Aが行きたい所がいいな。」


「ふふ、ありがと。決めとくね。」


ジ「うん。どこでもいいからね!A忙しいんだから」



このデキる黒髪短髪男は、正面に回り込んで私の髪に触れる。


甘く微笑んで真っ直ぐに目を合わせてくるので、どうしても照れくさくなって目を逸らす。



ジ「んふ、照れちゃったの?かーわい。」


「あんまりからかわないでくださーい。」


ジ「へへ、ごめんなさーい。」



どうしていつもジェシーとのやり取りはゆるっゆるになるんだろ。


まあこの飾らない雰囲気がジェシーの良さだよね。



補足
ジェシーは私の事となると財布の紐もゆるっゆるです。笑

眼鏡をかけて→←▽



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じゃがまる。(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます!最近凄く暑いですよね...美紀さんも熱中症にはお気をつけください! (2020年6月15日 18時) (レス) id: ea7a42b86e (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年6月15日 15時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じゃがまる。 | 作成日時:2020年5月15日 12時

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