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永「やばい、俺見てらんないわ。笑」


「そうでしょ?それが1番嫌なの。」


永「元恋人同士でイチャついて?それを全国にお届け?笑うしかないやろ!」


「れんれん絶対馬鹿にしてくるじゃん。」


永「馬鹿にはせえへんよ。面白がるだけ。」


「そのことを言ってるの!」



さっきから笑いが止まらない様子の国宝級イケメン。


こっちは深刻に捉えてるってのに。


別に彼には未練もないしそれなりに上手くやってる。


けど、これは、、


オファー来た時、もう自分でも笑ったよね。


は!?って思わず溢れ出た。


しかも役どころも悪意ありまくりなのよ。


私が紫耀を狙うっていうね。


如何にも私側の負担大きいやつ。


芝居ぎこちなさすぎてきょもに勘繰られる運命見えてるよ、、!



「ってかれんれん樹に言ったでしょ!」


永「言ってはない。」


「永瀬から聞いたって言ってたよ?」


永「ちゃうねん。な?」


「な?じゃないよ、」


永「でも気づかれんのも時間の問題だったろ?」


「まあそうだけど、」


永「ならええやん。」


「れんれんが言うなや。」



思わず飛び出た関西弁に肩を上下に揺らす。


全く反省する気ないな。


そのままCMで流せるのではと思うほどに爽やかな笑みを浮かべる。


そんなれんれんを視界の端に映しこんで、私は食欲に従順に肉を喰らう。



永「よう食べんなあ。」


「この後の気まずさに耐える体力つけなきゃ。」


永「ははっ、でも俺一杯食べる子好きやで。」


「よくみんなそうやって言うけどさ、本心なの?」


永「勿論!Aなら尚更な、」


「ん、どういう意味?」


永「気にすんな。ま、頑張れよ?」


「ありがと。」


永「なんかあったら俺が慰めてやっから。」




今度は何故かれんれんが思い詰めた顔をして、私の頭をそっと撫でる。


え?と素っ頓狂な声を出せば違和感の無い笑顔が見られたから、私の勘違いだったのかもしれない。



永「マジで可愛すぎだろ、、、」


「え、可愛いって?」


永「地獄耳。」


「ふふ、どうしたの。」


永「い、いやよく岸くんが言ってんねん!」


「えー嬉しい!」


永「ヘタに思わせぶりな態度取ると変な男がくっつくからやめとけ。」


「なに、今日やけに優しいじゃん、」


永「はあ?!べ、別に、、?」

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じゃがまる。(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます!最近凄く暑いですよね...美紀さんも熱中症にはお気をつけください! (2020年6月15日 18時) (レス) id: ea7a42b86e (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年6月15日 15時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じゃがまる。 | 作成日時:2020年5月15日 12時

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