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そんなある日。
京「やっべ、シューズ忘れた。」
『うわー、やらかしたな。』
京「取りに行ってくる。ごめん、先帰ってて！」
レッスン室まで駆け戻った。
今思えば、この時シューズを忘れてよかったな。
無事にシューズを取り、階段を一段飛ばしで降りていると、踊り場で踞る人影を見つけた。
のっぺらぼう、？
昔聞いた怪談を思い出し戦慄しつつも、恐る恐る歩を進めた。
京「華園さん？」
「っ、あ、どうも。」
京「え、足！どうしたの！？」
真っ青になった足をみて思わず大声を上げると怯えたように身を縮め、さらに焦る。
京「ご、ごめん。で、それ、？」
「いやなんでもないです。大丈夫なので、」
京「でも、」
「自分で、落ちたので。」
普通の人ならそれが当然だろうけど、この子は違う。
きっと誰かに突き落とされた。
無理に立ち上がろうとして顔を歪める彼女を俺はおもわず抱きしめた。
京「誰。」
「え？｣
京「誰にやられたの。」
「、先輩です。」
京「そっか。俺は！絶対に味方だから。安心して頼って。」
一欠片の理性を取り戻すと、急いで腕を解いた。
年頃の女の子を大人の男が抱きしめるなんて下手したら犯罪行為じゃんか！
京「ごめん！嫌だったよね。」
慌てて謝りを入れる。
逃げられるか、軽蔑されるか。
「京本さんって、優しいんですね。」
俺の予想はどちらも外れだった。
そしてさらに予想外なことが。
笑みを浮かべたのだ。
彼女の笑顔を見るのは初めてのことだった。
なーんだ。
笑顔は無邪気じゃん。
年相応じゃん。
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じゃがまる。(プロフ) - 美紀さん» 返信遅れて申し訳ございません！ありがとうございます！ (2020年6月10日 17時) (
レス) id: ea7a42b86e (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SixTONES大好きです大我君と北斗君と樹君寄りのオール担当です最高です (2020年5月27日 14時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゃがまる。 | 作成日時：2020年3月15日 20時
