白い夢 40 ページ49
Aside
『んしょっと…』
ダンボールを重ねて置く
自分の胸辺りの高さまで積まれてる箱
【機材】 【楽譜】 【ゲーム機】
【衣類】 【グッズ】【ぬいぐるみ】
ダンボールに適当に書かれてる文字
ぬいぐるみの箱だけで3箱はある…
「そろそろ取りに来て貰わなきゃな」
作業部屋からまた箱を持ってきて置く真冬さん
前髪が邪魔なのか ピンで止めている
『………』
イケメンは何しても似合うな
「どうしたの？」
『いや……』
ダンボール箱を組み立てて
テレビ周りに置かれている小物を詰める
「…Aも前髪止める？」
『えっ』
真冬さんがポケットからピンを取り出して近付いてくる
「顔を上げて」
『ん』
前髪を持ち上げられ 止められる
「お揃いだね」
ニコッと微笑んでいる
嬉しいのか 恥ずかしいのか
分からなくなる
『ありがとう』
せっせと 箱に詰め込む
「休憩しよう？」
『もう少しで終わるんで…』
「……」
静かになった
「ねぇ、構ってよ」
後ろから手が伸びてきて抱き締められる
『！！？ 構ってって…業者さん来る前に…』
「いいじゃん後でも！！ それにそんなに急がないし！…ね？？」
ギューッと抱き締められる
『…少しだけなら…』
「やった！」
ソファーは運んでしまったので
床に座るんだけど
「膝に座って！！」
とうるさい真冬さん
渋々座って今
「いろは達満更でもないなぁ」
真冬さんのスマホを見せられる
『そういえば、今どこに？』
「少しの間スタッフに預かって貰ってる 引っ越すとバタバタになるからね」
スイスイとスマホを触っている
『へぇー…』
そんな事を話していたら
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ/
「あ、来たかも」
膝の上から下ろされて歩いていく真冬さん
『………』
床冷たい
ダンボール箱にテープを貼って積み重ねる
お兄さんが運んで一瞬で無くなってしまう
「さ、この部屋もお別れだね」
何も無くなった 広いフローリング
部屋から出て 鍵を閉める
「じゃあ、新居に行こうか」
手を繋がれる
「沢山思い出作ろうね」
『そうですね』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 148人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うめむすび(プロフ) - たむぽぽさん» コメントありがとうございます！! とても嬉しいです(；；) (2020年10月6日 14時) (
レス) id: edc5d95497 (このIDを非表示/違反報告)
たむぽぽ - お身体お大事にして下さいね！この作品大好きです！楽しくできるペースで投稿してもらえると嬉しいです(*^^*) (2020年10月5日 23時) (レス) id: 159b084b08 (このIDを非表示/違反報告)
うめむすび(プロフ) - 柴イヌさん» ありがとうございます!!。自分の知らない学校に行くと、好みの先生が多くて楽しくなりますよね(?)w (2020年9月1日 13時) (レス) id: edc5d95497 (このIDを非表示/違反報告)
柴イヌ - お疲れ様です！更新ありがとうございます。それは、入れて良かったですね！自分もドストライクの先生？がいたんですがマスクマジックでなんとも言えない気持ちになりましたね笑 (2020年8月31日 20時) (レス) id: 525b615957 (このIDを非表示/違反報告)
うめむすび(プロフ) - 名無し15534号さん» ｳｳｯ(´；ω；｀) ありがとうございます！！頑張ります！ (2020年8月25日 18時) (レス) id: edc5d95497 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うめむすび | 作成日時：2020年8月13日 19時
