白い夢 / ま ふ ま ふ 【男主】

白い夢 18 ページ22

まふまふside

「料理出来るの！？」

『自己満ですけどね、家事ならできます』

初耳だ…そんなにいい子なのか！！？

「あ、でも今冷蔵庫空っぽだな…買い物して帰ろうか」

『そうですね』

1度車に荷物を置きに行き スーパーに行く

「何作れるの？」

『ほとんど和食ですけど…真冬さんは何が食べたいですか？』

「んー…」

Aくんの手料理……つまりエプロン姿…

「……エプロン…」

『え…エプロン…ですか？』

「…え、違うよ？？！ そ、そうだなぁ…ハンバーグ…食べたいかも」

『じゃあハンバーグにしましょ』

「え、いいの？」

『なにがですか？』

「Aくんが食べたいものとか…」

『？ 真冬さんに作ってあげたいのに、どうして僕が食べたいものを作るんです？』

不思議そうな顔をしている

「……そうだね…うん…」

胸が凄く締め付けられる

どんだけいい子なんだ…

『えーっと、ひき肉と…玉ねぎと…』

「これ家にあった気がする」

『じゃあそれは買わなくていいか…』

_______________________________________

Aside

久しぶりの料理だ(真冬さんの家に来てからして無いから)

エプロンも借りて…

『よし！』

〜真冬さんは作業中〜

________________割愛___________________

作業中の真冬さんを呼んできて
「え、めっちゃ美味しそう！！」

『ちょっと沢山作っちゃって、まだ残ってるんですよね』

「そらるさんにでもあげる？」

『彼方さん？迷惑じゃ無いなら…』

「きっとそらるさんも喜ぶよ！！」

『そうですかね、とりあえず食べましょ』

いつもにお母さんとお父さんに作ってたけど、

喜んでくれるとやっぱり嬉しい

「いただきます！」

『どうぞ』

「ん、美味しい！！」

『よかった…です』

美味しそうに食べている

「凄いなぁ」

『そうですか？』

「男の子で料理出来る子少ないと思うよ」

『彼方さんも作ってくれましたよ？』

「そらるさんもすごいよねぇ」

あっという間にお皿が空

「ふはー…久しぶりにこんないっぱい食べたかも…」

『量多かったですか？？』

お父さんと同じぐらい入れてしまってた…

「ううん！ すごく美味しかったし」

食器を持って行ってくれる…

「食器洗っとくね」

『えっ、あ、ありがとうございます』

食器を洗ってくれるらしいから、その間にお風呂の用意をしよう


『…ふふっ』


余韻に浸りながらお風呂を磨きます

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