白い夢 / ま ふ ま ふ 【男主】

番外編 「猫化問題」2 ページ20

Aside

いや、分かってた

分かってたんだけど

『さ、さぁ〜…どうでしょうねぇ〜…』

恐る恐る膝の上から逃げようと足を下ろす

「気にならない？」

手をガシッと掴まれる

すごくニコニコ

やばい

力強っ、え、力強

全く動く気配のない掴まれてる腕

「ちょっとだけ！ちょっとだけだから！！」

『嫌です絶対に』

いろはちゃんとぽてとちゃんは不思議そうな顔をしている

『いろはちゃん達にしたらいいじゃないですか！！』

「どんな風に感じるかだけ聞きたいの！！」

お互いに必死

少し力を抜いた瞬間

「隙あり！」

グイッと力強く腕を引っ張られ真冬さんに抱き着いてしまう

『ふぐっ』

「大丈夫、大丈夫 ちょっとだけだから」

トンっと付け根あたりを優しく叩かれる

『ちょっ…う(ﾋﾟｸｯ)』

体が 勝手に…

同じリズムで叩かれて

『ふ、ぁ…う(ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ)』

「喉鳴るんだ…ありがとう」

手をぱっと離される

『へ…』

「どうしたの？」

首を傾げながら微笑んでくる

意地悪だ…

『っ…酷いです…』

「冗談だって」

頭を撫でられる

「よしよし」

『(ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ)』

「……」

いきなり抱き締められる

『？』

「Aくんはいい子だね」

くしゃくしゃと頭を撫でられる

『…えへへ』

なんで褒められたのか分かんないけど

頬が勝手に緩む

「あ…」

『どうしました？』

「耳無くなったぁ…」

凄く悲しそうな顔をしてる

僕的には良いんだが…

もし真冬さんにも猫耳が付いたら同じ事してやろう…

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いきなりの番外編でした((

ログインする度にお気に登録者さんが増えてて

嬉しい反面、起承転結なんて無いストーリ読んでて楽しいのかと言う心配も((((

これからもゆるゆるで Aくんと真冬さんの日常を書けたらな〜 と思います！

過激な表現は、その、まぁ、今後の伸び行き次第でちょっと(((

一応BLなので頑張ります(((



以上 ここまで読んでくださりありがとうございます( ˇωˇ ) 17話書いてきます((

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