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ドンベリ3本 ページ4

名刺交換も済み、全員のお酒が進んできて
私が”よっしゃ!五条にドンベリ沢山飲ませてやろーじゃねぇか!!!!” と意気込んでいた頃。


私に他の席の常連さんからお呼び出しがかかった。

「ノアちゃん、12番行ってくれる?」


「わかりました!すぐ行きます」



クソ、五条に金じゃんじゃん巻取ろうとしたのに。

まぁ、五条から離れられるのはめちゃくちゃ有難いので喜んで常連さんの方に行きますけどね。



「すみません、私一旦抜けさせていただきますねぇ」


「えーノアちゃん行っちゃうのー」


「すみません。でも、お見送りで呼んでくだされば行かして頂きますので、もし宜しければお呼びくださいねぇ」



お見送り呼ばないでください。誠実に。

そう言って席を立とうとしたらガシリと手を掴まれた。
誰だよ!と思い振り返ると


五「ねぇ」


テメェかよォ!
すみません、当店お触り禁止なんですけど手離し頂けますか!?
心の中で思ってるだけで、絶対言えませんけどね!!!!


「なんでしょうか」


五「ノアちゃんって今日は何時終わり?」



「すみません。プライベートの事はお伝え出来ない決まりでして」


五「そっかー!そうだよね!ごめんごめん」


コイツ時間聞いてくるって、やっぱ気づいてるの!?

てか、手離してくれないだけど


「あの、手」

そういかけた瞬間、グッと引き寄せられた



五「じゃあ、待ってるからね。Aチャン」


コイツ、やっぱ気づいてやがったァァァァ!!!!

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設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:にこまる | 作成日時:2021年1月25日 1時

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