18.到着 ページ19
馬車で2時間ほど掛けて我々国に到着した。
俺は念には念をかけてPKST団の面を付けている
白色のやつだ。意外とかっこいいと思う。
Rd「うあ〜着いたー！」
Pi「つっかれたぁー！」
『まずはここの総統様にご挨拶ですよ。』
Rd「グルッペンさんか。あの威圧ボイス何回聞いてもなれないんだよな…」
Kyo「バレないように念の為後ろに居とけよ」
『かしこまりました』
コツコツ
相変わらず長い廊下に懐かしさを感じながら
総統室に向かう。
ふと窓を見ると現在は訓練の時間のようだ。
Pi「おお〜やってるねぇ」
Kyo「兵は普通だけど幹部はやっぱすげぇな」
今はゾム様と鬱様が模擬戦をしているようだ。
全然勝負になってないけど。
Rd「俺らも強くなんないとね〜」
Kyo「いやいや俺らの方が強いだろ」
Pi「そういえば何年か前に上回ったんだっけ」
Kyo「そうそうまた模擬戦してぇわ」
そういえば幹部様の戦闘まだ見たことないけどそんなに強いのかな…
と、考えていると総統室に着いていた。
Pi「はぁ〜やっぱ緊張するな…」
Rd「大丈夫大丈夫早く行くぞー」
ガチャッ
大きく重い総統室のドアが開く。
Gr「ようこそ我々国へ。良くお越しいただきました。」
……横にあるケーキの箱は変わらないな。
Pi「こんにちはグルッペンさん。」
Rd「お久しぶりですね！青鬼ごっこ以来でしょうか」
Gr「久しぶりですね！うちの幹部も会いたがってましたよ」
Kyo「それは模擬戦楽しみやな」
Gr「…して、後ろの方は誰ですか？見たことがないのですが。」
Pi「あぁ！この子は新しく幹部になったファフです！」
少し声を低くする。
『ご紹介に預かりましたファフと申します。』
Gr「……そうか。よろしくな。」
『はい。よろしくお願い致します。』
そう言って直ぐにきょー様の後ろに下がる。
Gr「パーティーは6時から始まります。
部屋を用意しているのでどうぞごゆっくり。」
Rd「ありがとうございます。ではまた後ほど」
そう言って総統室を出る。
緊張した…バレるかと思ったぁ
今日はパーティーだが次の日は外交がある。
オスマン様は危険だから何とかバレないようにしなければ…
現在の時刻は2時。
まだまだ時間があるようだ。
『とりあえず部屋に行きませんか？』
Kyo「さんせー！もう疲れたわ」
Pi「早く行こうぜ！俺の弟にも会いたいし」
ぺいんと様って弟いたんだ…
俺も疲れたし早く部屋に行こうかな
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作者名：いお | 作成日時：2020年8月14日 0時
