あの子…… (ページ17)

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16.爆音ページ17

次々と皆様の部屋を見て回った。
幹部の皆様は既に起きていたけど
総統のおふたりを起こすのは中々に骨が折れた

コンコン
ドアを叩く

『おはようございますらっだぁ様。起きてください！今日はパーティーの日ですよ。』

……返事がない。そんなに眠りが深いのかなと思ってベッドを覗くとらっだぁ様の呼吸が止まっていた。

『らっだぁ様！？起きてください！起きて！』

Rd｢うぅん？…おっはぁ｣

ほんとおっはぁじゃないですよ。
ビックリしたぁ

『お目覚めになられましたか。呼吸が泊まっていたので焦りましたよ。』

Rd｢え！？まじ！？また無の呼吸使ってたか…｣

無の呼吸？？？？ …あぁ、無呼吸のことか

『近々病院に連れてってもらうように幹部の方に頼んでおきますね。』

Rd｢ありがと〜俺って無の呼吸つかえるんだよ
無の呼吸次の方どうぞ〜つってね｣

『ｸﾊﾊﾊｯw』

はっ！？いけない…不覚にも笑ってしまった…

Rd｢今笑った！？やったー！フランを笑わせたぞー！｣

そういって走っていってしまった。
俺を笑わせてなにが嬉しいんだろうな

次はぺいんと様の部屋か…

ゴオオオオオオガアアアア

…扉の前から既にいびきが聞こえている
入りたくねぇ…

コンコン
俺は覚悟を決めて扉をノックした

『おはようございますぺいんと様今日はパーティーがございますので至急ご準備を…』

俺、こんないびきの中で言葉を発して立っているってすごいと思う。
ぺいんと様起きないし
がんばれ！俺！

『ぺいんと様！起きてください！』

もうだめだな。起きないわ。

ゴンッ
俺はチョップを食らわせた

Pi｢いったあああああ！？！？｣

『お目覚めですかぺいんと様。』

Pi｢あぁ、おはようフラン。頭がものすごい痛いんだけど何か知らない？｣

『寝返りをうった時に打ったんじゃない
ですカ(汗)』
Pi｢俺そんなに寝相悪いかな…｣

いや、そんなことベッドから落ちた状態で言われてもなぁ…

『とにかく、今日は早くここを出ないといけないので急いで食堂にお集まりください。』

はぁ…(クソデカため息)
つかれた。らっだぁ様は帰るとしてこれから毎日起こさなきゃ行けないのか？？？
ε-(ｰдｰ)ﾊｧ先が思いやられるわ。

でも起こしただけで蹴られないし、書類も押し付けられないし、前に比べたら天国だな。
頑張ろう！

俺も食堂へ向かうとするか…