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ヘンリエッタ『マリエ、おやめなさい』
部屋に入ってきたのはヘンリエッタさんだった。
瞬間私はシロさんの後ろにに隠れる。
シロエ『コソッ ちょっとA…』
A『コソッ 黙って、隠れさせて』
シロさんのローブが大きめで助かった…気づかれてないっぽい
ヘンリエッタ『シロエ様、お呼びだてして申し訳ございません。こんな状況です。情報交換と思ったのですが……!』
あ、アカツキさん見つかった…
ヘンリエッタ『か、可愛い♡』
そう、ヘンリエッタさんは可愛い女の子が好きなのだ。(改めて思うとこの人も凄いよね)
自分で言うのもなんだが、私は顔はいいほうだと自覚している。
だから隠れたのだ。
A(よし、このまま隠れきれば…)
マリエール『Aはどないしてさっきからそこにおるん?』
あっ…
ヘンリエッタ『え?!Aちゃんもいらっしゃるんですか?!』
A『は、はは…こんにちは、ヘンリエッタさん……』
ヘンリエッタ『Aちゃん!』
ヘンリエッタさんが抱きついてくる。アカツキさんも巻き添えをくらっているようだ。
はああああ、こうなるから隠れてたのに…
マリエールさんめ………
アカツキ『A殿、これはどうすれば…』
A『アカツキさん、我慢です。それしかないです』
部屋は私とアカツキさんがヘンリエッタさんにおいかけられ、直継さんはマリエールさんにくっつかれていると言うカオスな空間と化した。
シロエ『あの…情報交換…しませんか?』
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シロエ『それで、三日月同盟のメンバーは?』
マリエール『うちを含めて19人がオンライン、そのうち18人がアキバにおる』
シロエ『なるほど…』
小竜『アキバを含め、ヤマトサーバー五大都市はどこも似たような状況です。しかも、』
A『都市間トランスポートゲートが使用できない今他の都市への移動はほぼ不可能、か』
小竜『はい』
ヘンリエッタ『アキバの冒険者達ですが、私たち同様同じギルド同士で集まっているようです。早速、新たな構成員を勧誘しているギルドもあるそうです。』
マリエール『こんな時や、仲間は1人でも多い方が心強いっちゅーこっちゃな』
直継『でもさ、いくら異世界つったって勝手知ったるエルダーテイルの世界だろ?』
確かにそれは思った。だが…
シロエ『そうとも限らないよ』
シロさんがそれを否定した。
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チカ(プロフ) - 報告ありがとうございます。修正させていただきました。 (2021年10月17日 16時) (レス) id: a71f7d74c3 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ14で、「仲間」が「中間」になっています。 (2021年10月16日 3時) (レス) @page14 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チカ | 作成日時:2021年10月7日 22時