88.告白、成功? ページ40
松「………なぁ、キス…しても良いか?」
『…へ!?…あ、その
いい……ですよ』
松田さ……いや、陣平くんが私の頬に
手を当ててじっと見つめる
あと十センチ
あと五センチ
あと……一センチ___
『…っ………』
あと………ちょっと___
月「あ〜!!!」
突然の大声にピタッと止まった私たちを
よそに月ちゃんは大声を出して此方に来る
竜「あのバカ!
なんで空気読まんと!?」
暁「そもそも………店の仕事はどうしたん」
『……え!?み、皆どうしてっ……
と言うか…月ちゃん
どうしたの?』
深く溜め息をしている陣平くんを少し
おいて月ちゃんの方に集中する
月「うぅ…なんで、キスしようとしたん?
もしかして松田刑事!
女たらしなん!?」
月ちゃんは昔から私に近付く男の人が
居ると何故かこうやって盛大な勘違いをする
それにしても………女たらしはないよ……
『…月ちゃん………
あのね、陣平くんは女誑しじゃないと
信じてるんだ
だから……悪く言わないでほしいな』
月「………はぁ…ま、Aがそう言うなら
えぇんやない?
私も過保護すぎたし………」
嵐のようにきて嵐のように
去っていった………
その様子に皆、深く溜め息をついて
私たちを見た
竜「えっと………おめでとう?」
空「おめでとうございます」
ゆ「ふふ♪幸せそうだね
じゃあ、邪魔者は早く帰ろっか」
「そうそう………
夜はまだ長いからねぇ〜」
『………あの………どう、する?』
松「………こっち、向いてくれ」
チュッ…
『…なっ………』
松「頬…真っ赤だぞ」
『…ふ、不意討ちは駄目だよっ
もう………』
私は帰ろうとする陣平くんに
手を引いて頬に唇をあてた
『…ふふっ…
これでおあいこさまだね』
松「ふっ………そうだな」
離れないように
強く、手を握り返した………
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宵月葵(プロフ) - リクエストありがとうございます!勿論私なりに書かせて頂きます! (2019年3月22日 12時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - リクエストさせてもらっても良いですか?夢主が黒の組織にさらわれてしまって、それを知ってしまった公安組に助けてもらうのは出来ますか? (2019年3月22日 8時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - 宵月葵さん» このあとどうなるかな?お菓子の採点はどう決めるのか気になります!続き頑張って (2019年3月14日 20時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - ようやく告白させる事ができて私もホットしてます!これからも宜しくお願いします! (2019年3月9日 17時) (レス) id: d70884df7e (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - 告白したぁ♪♪♪おめでとう!! (2019年3月9日 17時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵月葵 | 作成日時:2019年1月22日 4時