85.認めます ページ37
『…と…言うことだけど
何か思い出したかな』
ゆ「うん、大体はね
でも………誰か忘れているみたいなんだ」
誰かを忘れているみたい?
それは………誰のことだろう
私の知っている限りは話をしたけど
此所はやっぱり彼の力を
借りることになるのかな……嫌だけど
『…高天ヶ原に神奉る荒神よ
ぇ
再び地へと降りたまへ』
淡い光と共に現れたのは
お目付け役の雪さんとゆうの兄
彼なら………何か知っているのだろうか
「う〜ん………あとは、あれかな
明久…」
ゆ「明久………!?……あぁ嫌だ嫌だ
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!」
私は慌てて抱き締めて落ち着かせる
そして頷き彼等は抑さえてくれた
ゆ「あ……僕は、明久を……僕は!」
「ゆう、大丈夫だよ
明久はゆうを恨んでなんかいない
その証拠に………ほら、笑ってるでしょ?」
ゆ「あ………あぁ…
ちあき、ちあきっ」
ちあきと呼ばれた女性は笑って
優しく笑う
それにしても……彼女は一体…
まだ、完全にゆうの事はわからない
過去に何があったのかも全部はわからない
でも………
『…待ってるね……話してくれるのを』ボソッ
「へ〜……あんた、ゆうくんに
しつこい女かと思ってたけど…違うみたい
見直したよ」
『…私も同じですよ…』
「ま、これから宜しく
それと……写真、とってよね〜
ゆうくんのを♪」
最初は気が難しいブラコン?の
お兄さんかと思ったけど
神々に奉られてからは昔の性格に
戻ってきているらしい
『……まぁ、良いですよ』
ゆ「ちょっと〜…何、話してるの?」
私たちは顔を見合わせて微笑む
『「秘密♪」』
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宵月葵(プロフ) - リクエストありがとうございます!勿論私なりに書かせて頂きます! (2019年3月22日 12時) (レス) id: e14937e55f (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - リクエストさせてもらっても良いですか?夢主が黒の組織にさらわれてしまって、それを知ってしまった公安組に助けてもらうのは出来ますか? (2019年3月22日 8時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - 宵月葵さん» このあとどうなるかな?お菓子の採点はどう決めるのか気になります!続き頑張って (2019年3月14日 20時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
宵月葵(プロフ) - ようやく告白させる事ができて私もホットしてます!これからも宜しくお願いします! (2019年3月9日 17時) (レス) id: d70884df7e (このIDを非表示/違反報告)
iqqvyuu(プロフ) - 告白したぁ♪♪♪おめでとう!! (2019年3月9日 17時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵月葵 | 作成日時:2019年1月22日 4時