普通の女将さんですよ！【名探偵コナン】

73.この気持ちは……… ページ25

『………ふぅ………』


竜「店長〜！」


米花駅に到着すると竜くん達が
手を降ってお出迎えをしてくれた


どうやら今日は定休日のようだ





『………竜くん達、お久しぶりだね』


月「全く………それで京都はどうやった？」



『………色々勉強になったよ

それに調べものも終わったしね』



月「………それよりも

お土産！買ってきたん？」



キラキラと目を輝かせて嬉しそうに
手を出して待っている月ちゃんを見て

私はつい笑ってしまった




『勿論だよ

これは月ちゃん、これは竜くんで

空桜ちゃんと暁くんの分だね』



月「わぁ……八ツ橋やな

久しぶりやなぁ〜おおきに」


『…月ちゃんのお姉さん達

たまには帰ってきたら？って伝言

頼まれてたよ』




月「げっ……姉ちゃん達は

苦手なんや」



『………でも、たまには里帰りも

いいと思うよ』




月「そうやな」




お店で荷物をほどいて外に出ると
松田さんが立っていた



こんなに寒いなかどうしたのだろうか





月「ん？………はは〜ん


A〜私は大丈夫やから

久しぶりにはなしてきぃ？」



『………わかった』




私は松田さんと久しぶりに
町中を歩いていく




それにしても………雪がけっこう
降り積もってるね




松「その………一ヶ月ぶりだな」



『…そうですね、確か私が

京都に一ヶ月程行っていたの………で』









手を強く引かれ抱き締められると
私は一気に顔が赤くなる




『………えっ！？あ、あの…その………』





突然何が起きたのかわからず
頭のなかが困惑していると上から

声が聞こえてきた





松「俺は………一ヶ月会えなかったから




寂しかった」




『………あ、あの………』





そっと離れると私は顔が赤く
松田さんはマフラーで口許を隠す








松「………これ、バレンタインのチョコだ



居なかったからな」




『………わ、私もチョコ…

作りました………よければ……ドウゾ』



松「ふっ………緊張しすぎだよ



ありがとうな」





『………松田さんもありがとうございます』









何故か貴方から貰うと胸が熱くなって
ドキドキしてしまう





神様………






この気持ちはなんでしょうか

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