普通の女将さんですよ！【名探偵コナン】

95.本選に向けて ページ47

月「結果は………なるほど」


本選には上位二組が参加できる




三位は【墨染と空宮ペア】



二位は【峯田と鬼龍ペア】



一位は【東雲と松田ペア】







私はブースを降りて開場に向かうと
悔しそうでそっか…と笑っている二人の

頭を強く撫でる




月「此処まで来れたのは凄い事なんやで？

しっかりと胸をはりなさいな」



暁「いつも、ぐうたらしてるのに

こういう時は格好つけるなよな〜」


空「惜しかったなぁ………私達、精一杯

頑張ったよね」



暁「あぁ……あとはAちゃんと陣平に

託そうとするか…」




きっとこの子達は前を向けているから
また頑張れると思う




さて……相手の峯田さんと鬼龍さんは
昨年優勝した組


どう、解決策を出すんやろうか






【控え室】



空「女将さ〜ん！おめでとうございます」


暁「陣平もよく此処まで頑張ったよな〜」



『…ありがとう、でもこんな大きな大会

久しぶりだから緊張しちゃうな』



松「此処まで頑張ったのは主にAだろ

俺は本選でもサポートをする」




すると控え室にやって来たのはコナン君達




どうやら知り合いの応援に来た
安室さんの付き添いらしい




コ「本選ではどんな事が審査になるの？」




『…本選では“技術”、“手際”、“見た目”

この三つは予選や決勝と同じだけど
本選で新たに入るのが


“パフォーマンス”』



蘭「パフォーマンスってたまに

レストランとかでしている？」




『そう、これは今年初めて国内で

組み込まれた物だから私自身
どんなパフォーマンスが高得点になるか

まだわからない


でも、精一杯パフォーマンスはするよ』



萩「確かに練習してたもんね

陣平ちゃん」



松「あれは練習しないと出来ないだろ


本気で練習に取り組んだのは
今回だけかもしれないが」




まぁ、あとはAと松田くんが
どれ程息を合わせられるか……





するとアナウンスがなり開場に
移動となる





『…じゃあ、行ってきます』



コ「頑張ってね」



松「あぁ」




私達は観客席につくと
紹介が行われる



そして二組が入場すると盛大な拍手




二組は見つめあい握手を交わすと
キッチンへ移動した




これが最初で最後



頑張って！









「では、只今より本選を執り行う！



スタート！」

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