32話 ページ33
戸を開ければいとこのお姉ちゃんがご飯を机に並べていた。
「あら、おかえり」
貴「ただいまっ、ごめんね手伝うよ」
「ありがとう」
鞄をおいて、カウンターに置かれた料理を運んでいると声をかけられる。
「なんかあったの?」
貴「えっ?」
じっと見つめられる。
いつもそう、私が落ち込んでいるときとか悩んでるとき、親たちよりもよく気づいてくれたのは彼女だった。
「困った顔、してるよ」
貴「…………うん」
「この間先輩が1人怪我したって言ってたけど、そのことも関係ある?」
貴「……ある、かな」
あるっていうか、むしろそれ。
「そっか。……ほら座って、話せるとこまでで良いから話してみな?」
貴「ありがとう」
なんでこんなにかっこいいんだろう。
イケメン過ぎかよ……
いとこのお姉ちゃんには何でも話せる。
小日向先輩の話。そして久我さんの話。
最後に事件の話をした。
貴「…………支倉先輩に怪我させたっていうのが本当なら……私も一緒にストライドするのは……無理だと思う」
でも、でも。
貴「無理だったとしても……先に進むにはどうしても久我さんの助けは必要になる、とも思うの」
「久我……ね」
「私たぶん、その人知ってるかもしれない」
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アルト@ポケモンlove(プロフ) - ララさん» コメントありがとうございます!私も絶賛貯金中です!更新速度落ちないようにがんばりますー!お互い1日でもはやくゲームにたどり着けるといいですねっ!! (2016年2月23日 23時) (レス) id: 3bd084aa64 (このIDを非表示/違反報告)
ララ - 私もゲームのためにお金貯めてます!更新早いですね!頑張ってください! (2016年2月23日 23時) (レス) id: c49f3edfbe (このIDを非表示/違反報告)
アルト@ポケモンlove(プロフ) - 柚さん» コメントありがとうございます!私もゲーム欲しくて!Vita買うとこから始めるつもりです!!嬉しいお言葉ありがとうございます!!!がんばります!! (2016年2月22日 8時) (レス) id: 3bd084aa64 (このIDを非表示/違反報告)
柚(プロフ) - 同じく冬アニで知ってからの小説とかゲーム買っちゃった奴です←← こういう小説待ってました!!原作沿いでは無くちゃんとオリジナル要素が入っていてとても面白いです!更新がんばってください! (2016年2月22日 0時) (レス) id: a1cd87ff75 (このIDを非表示/違反報告)
アルト@ポケモンlove(プロフ) - ララさん» コメントありがとうございます!今期の冬アニ充実しすぎてて嬉しいです!!!ふぁ!!面白いとおもってもらえて光栄です!!ありがとうございます!!! (2016年2月21日 21時) (レス) id: 3bd084aa64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルト@ポケモンlove x他1人 | 作成日時:2016年2月21日 19時