12話 ページ13
「君のスカートは長くて動きにくそうだね。私が新しい服をプレゼントしよう」
「ありがとう?」
別に動きにくくても構わないけど。
「Aちゃんにはマフィアに入ってもらおうと思うんだけど、いいよね?“イエス”か“はい”で答えてくれる?」
「拒否権は?」
「ないよ」
「……そう。じゃあイエス」
「よかった」
ふふ、と微笑まれる。
そんなとき、ドアが勢いよく開いた。
「おい太宰!手前また俺に仕事押し付けやがったな!?」
「太宰、この書類をお前にと、首領が」
「太宰くん、少しいいですか」
「太宰さん、首領から言伝てがあります」
一気に四人ほど入ってきた。
「ああ、みんなちょうどいい所にきた」
君たちの用件は全部あとでね?ときっぱりいい放ち、太宰は続けた。
「まず、右から順に中也、織田作、安吾、芥川くんだよ」
「…………うん、覚えた」
「君もマフィアになるんだ。みんなからなにかしら学ぶといいよ。…………ねぇ?みんな暇でしょ?この子にマフィアに必要な術を教えてあげてほしいんだ。中也は体術。織田作は銃、安吾は事務的なこと、芥川くんは……そうだな、暗殺の仕方とか教えてくれると思うよ。さあ、誰を選んでもいいよ」
……ええーと、じゃあ……
中也にお願いする
織田作にお願いする
安吾にお願いする
芥川くんにお願いする
太宰に教えてもらう
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アルト@(プロフ) - 緩奈さん» コメントありがとうございます!頑張ります! (2017年2月8日 17時) (レス) id: 3bd084aa64 (このIDを非表示/違反報告)
緩奈 - 凄く面白いです!続き楽しみに待ってます。 (2017年2月8日 17時) (レス) id: 9261dd0ed9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルト@ポケモンlove | 作成日時:2017年2月6日 18時