和田さんはちょっとやばい

マネちゃん ページ27

和田side(初)


皆さん初めてまして

いえ、こちらの世界の貴方だから初めましてでは無いのかな？

ふふ、難しい事言ってごめんなさい



本編↓



｢稲荷崎のマネージャーさーん！！｣


『はぁい』


呼ばれたことに返事をして後ろを振り向くと、梟谷のマネージャーさん達が



｢急に呼びかけてごめんね｣


『いえいえ、一区切り着いたところなので大丈夫ですよ』


｢良かった…。あ、私梟谷3年マネの雀田かおり、よろしくね！｣

｢同じく梟谷3年マネ、白福雪絵だよ。よろしくね〜｣

『はい、よろしくお願い致します

あ、私は稲荷崎2年マネ、和田Aです』



｢うんうん、噂で知ってるよ！

いやぁ〜1度でいいから生の和田Aを、見たかったんだよね！｣

｢ね〜｣

『噂？』


｢うん！あの井闥山学園の佐久早に将来を誓わせた相手って噂だよ笑｣

｢その後、噂に尾ひれがくっついて

その相手はめっちゃ美人さんで、お姉さん系とかで、あとちょっと色っぽいとか色々ね

でもあながち間違いじゃなかったね〜｣



『将来を誓わせた…って色々語弊が…

というより、噂なんて恥ずかしい…』



そんな大層な噂になっていたなんて…



恥ずかしくて、両手で赤くなった顔をおふたりに見えないように隠すと



｢こりゃ、女でも惚れるわ｣

｢Aちゃん可愛い〜｣



両サイドからギュッと抱きしめられた


これも恥ずかしいけど



『ふふ、先輩方恥ずかしいです』




｢あはは、もっとやってやる！！｣

｢私も〜！｣

『ふふ』



いい先輩マネージャーさんで良かった






一方その光景を見ていた稲荷崎男子達は↓



｢あかん、あそこのふわふわした空間に入りたい｣


｢お前が入ったらキモイだけやろ｣


｢なんやとサム！！｣


｢でも、空間に入るんじゃなくて俺もAを抱きしめたい｣←


｢それは同感や｣←


｢はぁ…ちょっとでいいから、あのやわっこい所に顔を埋めた…｣


｢｢ツム/侑…後ろ｣｣


｢へ？｣


｢お前ら練習は？｣


｢｢｢ｽﾝﾏｾﾝ｣｣｣←


｢またやっとるわ、あいつら｣

｢角名も、素直になってきおったな｣

｢それ、ダジャレですか？｣


｢狙ってはないで｣

ご飯→←愛すべきマネージャー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す