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♡♡♡
ダンブルドアが振り返って指を指すと布に隠された水色に輝く優勝杯が現れた。
わお、すっげえ綺麗じゃん。なんか氷みたいだね。使い道ないけどほしいわ。
突然ゴブレットの炎の様子がおかしくなった。飛行機が飛んでるような音を出して再び赤く燃えた。
今までより激しい燃え方だ。ダンブルドアが眩しそうに手をかざしながらゴブレットに近付いた。
勢いよく吐き出された羊皮紙を捕らえてダンブルドアが呟くように読み上げた。
｢ハリー・ポッター…｣
周囲がざわつき始めた。数え切れないほどの視線がハリーに注目する。
うそ…なんでハリーが？だってハリーはまだ14歳で立候補できないはずでしょ…。
｢ハリー・ポッター！｣
ダンブルドアがハリーを探しながら叫ぶ。
だけどハリーは呆気に取られたまま椅子に座っていた。
｢行くのよ…行かなくちゃ！｣
ハーマイオニーがハリーを押して歩かせた。
みんなの鋭い視線がまるで自分に向けられてるようで心臓がバクバクする。
だめ、ほんとこの空気嫌い。苦しい。
｢ずるしたんだ！｣
｢まだ17歳になってないだろ｣
あちこちから批判が飛んでくる。
違う、ハリーじゃない。そんなわけない。ハリーはそんなことをするような人じゃない。
｢マジかよ、有り得ないな｣
｢どんなずるしたんだ？｣
一気に頭に血が上る感じがした。目の前に座って話してる奴らの間の椅子を思いっきり蹴った。
ベンチだから関係ない人もよろけて巻き込んじゃったけど今はそんなことを気にしてる余裕がなかった。
｢るあ落ち着いて！｣
落ち着いてられっかよ。親友が悪く言われてんの。見過ごすわけないじゃん。
寒くなってきた。指先が冷たくなって体が震える。はぁ、だめだ落ち着かないと。
もうハリーは隣の部屋へと消えていた。
ごめん、ついカッとなって…こういうときは冷静になんないとだよね。スルースキル身につける。
『ごめん…』
もう消灯時間に近付いてるらしく今日はここら辺で解散することになった。
地獄みたいな雰囲気からやっと解放された。
3人でグリフィンドール塔に移動しているとき、ロンの様子がなんだか変だった。
『ロン、どうしたの？』
｢どんな方法を使ったと思う？｣
『え、なにいってんの』
ねえ、まさか…いやそんなわけないよね？だってハリーはロンにとって1番の親友でしょ？
はぁ、私達はやく寝た方がいいね。
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彩乃 - ほんっとに大好きです！！！！！もーまじ好き笑 甘酸っぱいけど甘さがちょうど良くてまじすきらぶ (9月11日 20時) (
レス) @page47 id: 39421c01f8 (このIDを非表示/違反報告)
綾乃 - まじで大好きです！！できれば更新続けて欲しいです🫶🏻🤍 ドラコ可愛い…あ、主人公の子も！！ (8月28日 18時) (レス) @page26 id: 39421c01f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - めちゃめちゃ主人公が可愛くて面白くて大好きですこの作品！！ (8月13日 20時) (レス) id: 0ffe35b8d4 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございます！！！(＞＜) これからも頑張ってください👊🏻💗 (2023年2月27日 19時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちるあ | 作成日時：2023年2月13日 0時
