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♡♡♡
｢…ちゃんと寝てるのか？｣
頭回ってなくて必死にドラコをガン見することだけ考えてると、たぶん私の隈に気付いてぐいっと顔を近付けてきた。
やだあああああ顔近いいいいいいい！！！！しぬしぬしぬしぬしぬ息止めよ。
てか君のことばっか考えて眠れなくなってますなんて言えるわけがない。
『寝てるよ〜そんなに顔変？ちょっと傷付く…』
｢あぁ、変だ｣
『うわぁストレート』
ちょっとくらいオブラートに包んでもいいじゃん。私女の子だよ？
｢全く、世話の焼ける奴だな。着いて来い｣
着いて来いって言う割には腕をしっかり掴んで離さないようにしてますけど。
そのまま腕を引かれて連れていかれたのは医務室。先生も誰もいない。仕事放棄。
ベッドに座らされてじっとしているとドラコが椅子を持ってきて目の前に座った。
ん、面談ですか？ちょっと近いです。セクハラですよ。
｢とにかく今日は早めに寝ろ。それにこの指も。こんなテープ貼らなくても魔法で治せるだろ｣
『あっ、そっか忘れてた』
いやーなんせマグル生まれなんでね。傷には絆創膏っていう習慣が身に付いちゃって。いやー習慣ってこわい。
はぁ、とため息をついたドラコは杖を取り出して呪文を唱えた。
するとみるみる傷が治っていく。ほんとに魔法なんて存在するんだと改めて実感する。
『ありがと…なんか今日優しいね』
｢今日じゃなくていつもの間違いだろ｣
たしかに。なんかこれ前にも話した気がする。違かったらめんご。
ドラコといると落ち着くな。たまに落ち着かなくて召されるときあるけど。
ベッドみると眠くなってきちゃった。今すぐにでも潜りたい。この眠気に耐えられん。
『ねえ、私ね、ドラコといると安心するんだ…嫌なこと…全部忘れちゃうの…』
眠くて眠くて自分がなに言ってるか全然わからない。視界も段々と暗くなっていく。
さっき会ったとき、なんで会っちゃうんだろって思ってごめんね。
だって今会ったらもっと苦しくなる気がして、好きになる気がして。
『あ、そうだ…イタチ…かわいかった…ょ』
ねえ、なんでなんも言わないの？ドラコの顔見たいのに眠気が邪魔して見れないや。
またあとで会おうね。私の大好きな人。
頭に心地よい温もりを感じながら私は意識を手放した。
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彩乃 - ほんっとに大好きです！！！！！もーまじ好き笑 甘酸っぱいけど甘さがちょうど良くてまじすきらぶ (9月11日 20時) (
レス) @page47 id: 39421c01f8 (このIDを非表示/違反報告)
綾乃 - まじで大好きです！！できれば更新続けて欲しいです🫶🏻🤍 ドラコ可愛い…あ、主人公の子も！！ (8月28日 18時) (レス) @page26 id: 39421c01f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - めちゃめちゃ主人公が可愛くて面白くて大好きですこの作品！！ (8月13日 20時) (レス) id: 0ffe35b8d4 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございます！！！(＞＜) これからも頑張ってください👊🏻💗 (2023年2月27日 19時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちるあ | 作成日時：2023年2月13日 0時
