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♡♡♡
｢さあ皆さん一緒に！男子も立って！｣
女子はさっと席を立つものの男子はあからさまに嫌だよオーラ全開にして深く座った。
えーと、私はだれと踊ればいいのかな？？？
いやーそんなに嫌がられると誘いずらいなぁ。
『ねえハリー、踊ろ』
｢でも僕、腕こんなだし…｣
『え踊ってくれるの！？やった〜』
｢言ってない｣
そんなに私と踊りたかったの？もーそれなら早く言えっつーの！！
ぺろっと舌を出してハリーに笑いかけるとアンサーは呆れた顔。それは求めてない。
『足踏んだらごめーん』
｢僕もごめん｣
ハリーの肩に手を乗せて、私の腰にハリーの手があたる。そして音楽に合わせて足を動かす。
鼓動が早くなる。いくら親友だとしても異性だからちょっと緊張しちゃうね。
『そういえば腕…大丈夫？』
｢え？あぁ、大した事ないよ｣
沈黙が耐えられなくてハリーに話しかける。
ああ、これがドラコだったらな…なんて思ってしまう私は最低？
でもドラコは他の女の子とこうやって踊るんだよね。腰に手をあてて、楽しく踊るんだろうなぁ。
考えただけでドロドロとした黒い感情に体が飲み込まれそうになる。
やだな、そんなの。見たくない。そんなの見なくちゃいけないなら帰国した方がいい。
私だけを見てほしい。
『あっごめ、踏んだ』
ぼけっとしてついハリーの足を踏んでしまった。
はぁ、ちゃんと集中しなきゃ、と反省会をしていると足の親指に痛みが走った。
｢…仕返し｣
どうやらわざと私の足を踏んだらしい。私の大事な足が犠牲になった。
にしてもむかつくな。骨折るぞ。
『はぁ？わざとは受け付けてないんですけどー』
｢Ouch!!!…ちょっとは手加減してよ｣
私の厚底で思いっきり足を踏むと顔を顰めるハリー。私にそんなことするからバチが当たったんだよ。
するとまた仕返しにきたハリー。それをまた仕返す私。
いつの間にかダンスじゃなくて足踏み合いっこに変わっていた。かわいいよね知ってる。
お腹が痛くなるほど笑いながらそんなくだらないことをしてる時間が私は好き。
夜、談話室でみんなと話していた。
｢はぁ…これを着てけって言うのか？本気？｣
朝届いたロンのドレスローブを手に持ち、萎えながらそう話す。
んー、流石にこれは可哀想だからなんとかしてあげたい。なんかあるかな。
あ、思い付いた。
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彩乃 - ほんっとに大好きです！！！！！もーまじ好き笑 甘酸っぱいけど甘さがちょうど良くてまじすきらぶ (9月11日 20時) (
レス) @page47 id: 39421c01f8 (このIDを非表示/違反報告)
綾乃 - まじで大好きです！！できれば更新続けて欲しいです🫶🏻🤍 ドラコ可愛い…あ、主人公の子も！！ (8月28日 18時) (レス) @page26 id: 39421c01f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - めちゃめちゃ主人公が可愛くて面白くて大好きですこの作品！！ (8月13日 20時) (レス) id: 0ffe35b8d4 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございます！！！(＞＜) これからも頑張ってください👊🏻💗 (2023年2月27日 19時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちるあ | 作成日時：2023年2月13日 0時
