161 ページ12
♡♡♡
いやありまーす。男と女の力の強さ全然ちがうけどまぁいっか。なんとかなるっしょ。
はぁ、まさかポリアコフにばれるなんて。でも今年しか会えないから逆にいい気がする。
『じゃあ土曜大広間集合ね、おっけ決まり！解散！』
｢面倒なことに巻き込まれたな…｣
おいおいナンパしといてそりゃないぜ。月に代わってアバダケダブラ。
ポリアコフと別れて談話室に向かうとハリーの姿はなかった。
『ロン、ハリー見なかった？』
｢さあ、見てないよ｣
シェーマス、ディーンと一緒に楽しそうに話してるロンに問いかけた。
まだ帰ってないのかな。もう夜ご飯なんだけど。
ハーマイオニーもいないし。どうせ図書室だろうけど。ぼっちで待ってるか。
10分…20分…30分と時は過ぎ、ついに夕食の時間になった。まだハリーは帰ってきてない。
もしかして集団リンチにでもあってるんじゃ…！？それか1人でどっか散歩してるとか。
1人の時間ってものすごく大切だもんね。特に今年は。
混雑してる廊下もハリーがいないか探して大広間に向かった。
いない！！！どこにもいない！！これは事件だ。アクシオしてやろうかこの野郎。
｢さっきから誰探してるのよ｣
『ハリー。どこにもいないの』
｢ハリーならまだハグリッドといるんじゃない？｣
ほらあそこ見て、と教職員テーブルのほうを見て話すハーマイオニー。
私も教職員テーブルのほうを見ると誰よりも大きくて目立つ影がなかった。
ほんとだ。じゃあご飯はハグリッドと食べてんだ。よかった安心した。
ん、あれ。ハグリッドの料理って食べれるっけ。
次々と苦い記憶が思い出される。新しいのだとビーフシチューに大きな鉤爪が入ってるやつ。
うぅ、思い出すだけで食欲なくなってきた。
このままだとハリーが餓死しちゃう。できるだけ多く食べ物くすねないと。
でもなんも持ってきてない。やばい素手で掴むとか衛生面的にありえない。
よし、まだ時間はある。走ってタッパー持ってくれば完璧。ちなみにジップ口ックね。
やっぱマグル最高。便利グッズしかない。
運動会でお馴染みの音楽、天国と地獄を脳内再生しながらグリフィンドール塔まで走った。
一応成長期の男子だし多く食べるかなって思って2個持っていくことにした。
疲れて歩いて大広間に戻るとロンとハーマイオニーに心配されちゃった。たぶん頭の。
私は至って正常です。お前らが心配されろ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 293人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩乃 - ほんっとに大好きです！！！！！もーまじ好き笑 甘酸っぱいけど甘さがちょうど良くてまじすきらぶ (9月11日 20時) (
レス) @page47 id: 39421c01f8 (このIDを非表示/違反報告)
綾乃 - まじで大好きです！！できれば更新続けて欲しいです🫶🏻🤍 ドラコ可愛い…あ、主人公の子も！！ (8月28日 18時) (レス) @page26 id: 39421c01f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - めちゃめちゃ主人公が可愛くて面白くて大好きですこの作品！！ (8月13日 20時) (レス) id: 0ffe35b8d4 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございます！！！(＞＜) これからも頑張ってください👊🏻💗 (2023年2月27日 19時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちるあ | 作成日時：2023年2月13日 0時
