ドラコの限界オタクちゃん【ハリーポッター】 (ページ10)

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♡♡♡

無意識にスマホを取り出し起動させる。

あ、違う。今から勉強すんのに。

勉強しようとするとスマホ触っちゃうのわかる？

よく昔やってたわ。それでよく怒られてた。

いやなっつ。もう多分4年前のことだよね。

まってやばい思い出に浸ってないで勉強しないと。

♡

もうこれくらいでいいでしょ。

勉強終わり！！疲れた～！大体は本読んでただけだけどね。

『ん～～…』

‎この伸びが気持ちいいの誰かわかる人いる？

たまに骨がぼきぼき、ばきっみたいな音鳴るよね。

｢おい｣

『うっ……わ』

あぶねえ、大声出すところだった。

ちょっとまってなんでドラコがここに居るの。

｢1人で寂しくお勉強か？｣

『ドラコも寂しくお勉強？』

｢なっ、お前と一緒にするな！｣

んんんんんかわいい！！！いつの間にか隣に座ってるし。

｢マグル界の本を読んでたのか？｣

『うん、読む？』

｢いや、僕はマグルが嫌いなんだ｣

あ、そうだった。この人純血主義者だ。

まってそしたら私と絡んじゃだめじゃね。

『じゃあ私のことも嫌いなんですか……』

｢さぁな｣

『ええ、なにそれぴえんなんだけど』

あ、やべつい癖で言っちゃった。

これが地雷女って言われる原因なんだよね。言われたことないけど。

｢でも…嫌いではない｣

そう言って少し微笑んだ。

うっっっ、笑ったあああああああ！！！！！

やばいしんどい破壊力半端ないむり尊い。

なにあの優しい微笑み！！初めて見た！！！

てか嫌いじゃないって！！じゃあすきってこと！？

｢おーい、ドラコ！！｣

｢……悪い｣

『あ、ううん！またね～』

あ～、行っちゃった。もっと話したかったな。

いい匂いだったな。ビジュよかったな。特大ファンサ貰っちゃったな。神対応だった。よく普通に喋れたよね。変じゃなかったかな。

てか優しかったな。尊い。

これだからドラコ推しはやめられない。

『あやべ鼻血』

これは限界オタクすぎ？

やばいリアコしそう。しないけど。

帰ったらハーマイオニーに言わなくちゃ！！

♡

『ハーマイオニーっ！！』

｢なんだか嬉しそうね、どうしたの？｣

ニヤつきながらハーマイオニーに言われた。

えっ、バレてる！！

私はさっきの出来事を興奮気味に話した。

『ってことがあったの！！！』

｢あのマルフォイが笑ったですって！？｣

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