ドラコの限界オタクちゃん【ハリーポッター】 (ページ47)

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ママへ

色々あって遅れたごめん…
たくさん送ってくれてありがと～！
推しがいる限り他のすきぴは絶対できません
青春は推しとまぶでしてるよ！！
こっちのお菓子欲しいって言ってたから送るね

るあより
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よし、多分大丈夫でしょ。

羊皮紙を綺麗に折ってお菓子がたくさん入っているダンボールの中にしまった。

これ重くないよね、大丈夫だよね。

またドラコに持ってもらうとかありえないからね。

そう思いながらダンボールが汚れないように布を掛けると扉が開いた。

後ろを向くとハーマイオニーがいた。

『あれ、ハリーとロンは？』

｢ハリーは1日だけ入院するみたい、ロンはネビル達と談話室にいるわよ｣

そっか、まあすぐには動けないもんね。

てかロンってあんまネビル達と絡まないよね。

あ、いつも私達と一緒にいるからか。

｢あの、るあ…｣

『ん～？』

なになに、怖いんだけど。

なんでそんな言いづらそうな顔してるの？

｢クィディッチのとき、あなたはどうして泣いていたの…？｣

…えっ、私泣いてたの！？

まずそこからなんだけど。いやごめん。

てか聞かれると思ってなかった。油断してたわ。

やばいどうやって言い訳しよ。誤魔化せるかな。

絶対今焦ってるのばれてるよね。

『えぇ私泣いてたの～？雨じゃなくて？』

｢そうかもしれないけど…｣

『きっと見間違いだよ！あの時ちょっと体調が悪くなっただけだし！だから心配しないで！』

変にならない程度の笑顔を貼り付けてるけど、多分引きつってる。だってほっぺ痛いもん。

ハーマイオニーはちょっと黙った後、安心したような顔をして言った。

｢そうね、こんな事聞いてごめんなさい｣

『ううん、大丈夫～！』

そう言ってハーマイオニーは部屋から出て行った。

あー、ほっぺ痛い。嘘ついちゃったな。

ごめんね、ハーマイオニー。

でもいつか必ず話すから、その時まで待っててくれるかな…。

やばい頭の中今日の出来事しかない。

気分転換に中庭行きたいけど雨だしなあ。

勉強は絶対したくないし、今は眠くない。

かと言って誰かと話す気分でもない。

けど寂しいからいっか。ハリーと話そ。

そう思い部屋を出て談話室を通るとロン達がいて、楽しく話をしていた。

お前らいつでも元気だな。裏山すぎるって。

医務室に着くと、ハリーと目が合った。